千秋楽公演の落選ショック?が残りつつも、手持ちのチケットでアイーダを観てきました。
8月のチケットもあるため、また抽選ものになってしまいますが、8月29日のイベントに申し込んでみます。
結果や、いかに・・・。
さて、今回は久し振りに五東さんのアムネと思っていたら、ほのかさんに戻っていました。
歌や2幕後半からのほのかさんがお気に入りなので、結果OKでした。
ネヘブカは、上条さんでした。
4月以降、河内さん、石倉さん、小笠さん、上条さんと、短期間で次々と登場していますが、何なのでしょうね?
エジプト軍に捕らえられて、アイーダとのアイコンタクトは松本ネヘブカの気遣いより大人しめで、遠目には解り難いかも知れません。
この日、3列のセンターに席を取っていたため、表情がよく解りましたが・・・。
メレブは、今年2月以来の有賀さんでした。
酒を売り払った後、お金の入った袋を取り損ねるシーン、大分前の方にトスしたのか、本当に取り損ねている様に見えました。
メレブがアイーダをアムネリスの元へ案内するシーン、アイーダの手を取ろうとするメレブに対するアイーダの拒絶は、「私に触れるな!」と言わんばかりの強い拒絶です。
歌声もしっかりしていて、金田メレブが良いと思っていましたが、こうして観ると有賀メレブは良いですね。
「ローブのダンス」での上条ネヘブカの歌声、「神が愛するヌビア」でどうなるかなと思っていましたが、何とか秋さんの声に埋もれないで歌い上げていました。
こちらも初見の、牧野アモナスロ。
低く、通る声で、存在感の高いヌビア王でした。
ラダメスへの思いを諌める言葉と、秋アイーダの表情を観ていたら、思わず泣けてきました。ここで泣けてきたのは、初めてです。
それだけに、その後の「人生の苦しみ」は、聴いていて一層切なくなります。
「星のさだめ」「真実をみた」での女性2人の胸の苦しみが、この日は一層大きく感じて泣けました。
自身の想いと、ヌビアの民への願いに苦しむアイーダと、友人としてのアイーダと恋人ラダメスへの想いと裏切られた辛さが、痛いくらい伝わってきます。
1人、アイーダとの婚姻を取りやめ、アイーダと一緒になる方法があると、現実に目を向けていないラダメスに苛立ちさえ覚えます。
本気ならば、さっさとアイーダを連れ、エジプトを離れろ!
ほのかアムネリスは、大分想いを籠めていたのか、「真実をみた」の後半くらいから涙を堪えているようにも見えました。
アムネリスがファラオの審判を変える様に求める頃には、涙が溢れてきたようでした。
ステージ最前に進んできた時には、頬に涙の後が。
「我こそはイシスの神の娘、その命令である。」の台詞は、いつも以上に苦しい胸の内が伝わってきました。
「迷いつつ」での秋アイーダの涙も、同じくらい印象的でした。
千秋楽のチケットが入手できなければ、来月が見納めと思うと寂しい限りです。
取りあえずは、12日のバックステージツアーくらいは参加してみよう。
四季劇場[海] | |
2010年7月24日 | |
アイーダ | 秋 夢子 |
アムネリス | 鈴木ほのか |
ラダメス | 渡辺 正 |
メレブ | 有賀光一 |
ゾーザー | 田中廣臣 |
アモナスロ | 牧野公昭 |
ファラオ | 石原義文 |
ネヘブカ | 上条奈々 |
【男性アンサンブル】 | 品川芳晃 |
田井 啓 | |
朱 涛 | |
中村 巌 | |
黒川 輝 | |
影山 徹 | |
深堀拓也 | |
小野功司 | |
【女性アンサンブル】 | 大石眞由 |
市川友貴 | |
杏 奈 | |
小笠真紀 | |
大村奈央 | |
高橋亜衣 | |
濱田恵里子 |