夏休み最初の日曜日と言うこともあるのでしょうか、子供たちの姿が多く見られロビーも賑わっていました。
子ども向けに猫メイクのサービスが行われたため、可愛い子猫たちが至る所に。
中には真っ白なシャツに、真っ白なタイツ。フワフワの尻尾にフワフワの耳付きの帽子までかぶったリトル・グリドルボーンな女の子も。
とっても、可愛いくって、写真を撮って紹介したいくらいでした。
そんな子供たちの声がこだます中、キャッツ開演です。
今日の公演での注目は、久々のガス=グロタイの村さんです。
私の中では、2009年の11月28日以来の村さんです。
※1ヶ月後は、田島さんでした。
ほぼ月一でキャッツを観ているので、1年半ぶりと言って良さそうですね。
最初に響く歌声に懐かしさを感じてしまったのは、言うまでもありません。
キャストを見ると、早水グリザに種井デュト様。
村さんのガスとなれば、是非ともスンラさんのタガーが観たいところです。
まずは、ガスナンバー。
それほど大きな動きもないので、ゴルフクラブの空振りを見ながら、休日にゴルフを楽しんだりしているのかななどと思ったりしていました。
2幕に入ってガスナンバー辺りから、何となく違和感が。
客席に背を向けガスからグロタイに変わった時、振り返って『ハーハッハ!』の高笑いのはずなのに、わずかな声をマイクが拾っただけでした。
私はもちろん、多くの方もどうしていいのか躊躇いを感じたのでしょうね、拍手をしていいものかどうか。
辛うじて、まばらな拍手が起きていました。
殺陣のシーンでもキレがなく、新庄ギルが懸命に刀を合わせてました。
飯田君のキレの良い殺陣に見慣れてしまったため、なおさら思うのかも知れません。
シャム猫軍団に追い詰められて船に上がる様子も、体が重そうな感じでした。
久々とは言え、ちょっとショックでした。
あたかも老いたガスが老体に鞭打って、思うように動かぬ体で演じているかのようでした。
ここ以外は問題なかったので、感覚が戻ればと言う感じでしょうか?
このシーン以外は、いつも通りのキャッツの舞台。
ただ心残りは、あかりちゃんと握手が出来なかったこと。
家族連れが多かったためか、私の2列後ろまででタイムアップでした。
時間をおいて、改めて村さんのガスを観てみたいです。
終演後、今年も団扇を配っていました。
暑さが戻ってきたので、ありがたいプレゼントです。
キヤノン キャッツシアター | 2011年7月24日 |
グリザベラ | 早水小夜子 |
ジェリーロラム=グリドルボーン | 朴 慶弥 |
ジェニエニドッツ | 鈴木釉佳之 |
ランペルティーザ | 大口朋子 |
ディミータ | 坂田加奈子 |
ボンバルリーナ | 西村麗子 |
シラバブ | 谷口あかり |
タントミール | 滝沢由佳 |
ジェミマ | 小笠真紀 |
ヴィクトリア | 土井礼子 |
カッサンドラ | 蒼井 蘭 |
オールドデュトロノミー | 種井静夫 |
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ | 村 俊英 |
マンカストラップ | 武藤 寛 |
ラム・タム・タガー | 田邊真也 |
ミストフェリーズ | 岩崎晋也 |
マンゴジェリー | 瀧澤虎太郎 |
スキンブルシャンクス | 劉 昌明 |
コリコパット | 横井 漱 |
ランパスキャット | 高城将一 |
カーバケッティ | 丹下博喜 |
ギルバート | 新庄真一 |
マキャヴィティ | 桧山 憲 |
タンブルブルータス | 川野 翔 |