楽を明日に控え、残り3公演となりました。
マチネからソワレへ。
1公演毎に、客席の変化が感じられます。
ソング&ダンスという作品を観続けてきた方々が多く集まっている、そんな感じです。
開演前、期待の高まりか水を打ったような静けさが、私は好きです。
反面、今までなら大きな笑い声が起きていたシーンでも、それほどの笑いも無くなっていました。
およそ3ヶ月半、大きなキャストの入替もないままに走り続けてきただけに、笑顔で演じていながらも疲労感は否めません。
大粒の汗を額滲ませながらの俳優の皆さんに、拍手もより大きなものになります。
そんな中、ソワレではちょっとしたアクシデントも。
二幕の「ビー アワ ゲスト」で、西尾さんと岩崎さんが舞台センターで軽く接触。
唇から出血しながらの演技となってしまいました。
ソワレでは、今回公演で初めて下手の最前列に席を取りましたが、このアングルでの「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」は、良いですね。
洋輔君の歌声や表情と共に、間辺さんのクリスティーヌと岩崎さんのファントムのダンスが、ファントムの心情を表現していて、ラストは涙が出てきました。
何度も観ているのに、今回が初めてでした。
千秋楽カーテンコールは、変わらず。
「愛をありがとう」の後、下手側から達郎君、光川さん、洋輔君、松元さんがカーテンの前に並び、洋輔君、光川さん、達郎君、松元さんの順に感謝の言葉が続きます。
最後に洋輔君から「最後にこの曲でお別れしたいと思います。総てのお客様に感謝を込めて。ビー アワ ゲスト!」のコールと共に上手ステージ前にタキシード姿の岩崎さんが。
ステージセンターに移動すると、坂田さんをセンターにフォーメーションが組まれています。
中盤のステッキでのタッピングからは、挨拶をした4人もタキシード姿で加わります。
ラストの「ビー アワ ゲスト!」のコール後は、「生きているってすばらしい」のメロディーが流れるとダンサーさん達が男女ペアで登場しての一礼。
順に両袖に並んで行きます。
ダンサーさんが全員登場すると、オープニング同様のフォメーションダンスが始まります。
途中から、今度はヴァーカールの6人が同様のパーターンで登場します。
ラスト、「本日は誠にありがとうございました。」で終了となりました。
お見送りは、みなさんが声をかけながらなのか、普段以上に時間がかかっていました。
明日の千秋楽は、今日以上に盛り上がることと思いますが、無事に笑顔で終えられる事を祈っています。
カンパニーのみなさんに、神のご加護がありますように。
【ヴォーカルパート】 飯田洋輔 田中彰孝 飯田達郎 |
光川 愛 福井麻起子 松元恵美 |
【ダンスパート】 西尾健治 岩崎晋也 朱 涛 大森瑞樹 斎藤洋一郎 水原 俊 松出直也 林 晃平 |
原田麦子 坂田加奈子 井上佳奈 村上今日子 坂本すみれ 相馬杏奈 加藤久美子 間辺朋美 |