今日も日直で病院に出た。午前中から受診が続いたが、午後になって救急車が立て続けに来た。救急室に3人の患者さんがいて、さらに救急車が来たので、救急室に入れなかった。何が来たのが、覚えられないくらいだった。
右不全片麻痺の70歳代男性は左内包のラクナ梗塞だった。神経内科医が当直で来るので、点滴(カタクロットとラジカット使用)の指示を出して、そのまま頼んだ。
末期腎不全の70歳代女性は腎臓内科医に連絡して、点滴の指示をもらった。時間20ml/分にしないと尿毒症肺が悪化すると言われた。シャントをつくるところまで勧めたが、患者さんが拒否したそうだ。ADLが低下していて、透析に通院するのが困難になっていてもう適応はないようだ。
先月肺炎が軽快して退院した70歳代女性(もっと老けて見える)がまた肺炎で搬入されて、この方は自分が主治医となった。外来で診ていて前回入院した時担当したのが内科の若い先生だった。
60歳代男性が腹部膨満で受診した。S状結腸が空気で膨張している。捻転している可能性もあるが、CTが正確に読めない。患者さん自身はそれほど痛がっていないが、精神遅滞でグループホームに入っている方で自覚症状が当てにならない。数日経過していることから、血行障害で壊死するほどではないのかもしれない。消化器科医に連絡して入院とした。
入院していた80歳代後半の認知症の女性が高熱を出した。入院時に救急で見た循環器科医が挿入した右鼠径部からのCVカテーテルからの感染が疑われた。血液培養を2セット(うち1セットはカテーテルから採取)とカテーテル先端の培養を提出した。
土日は夫婦で山形の天童温泉に行ってきた(旅館が空いていた)。2日間ゆっくりしたので、今日の仕事はけっこう疲れた。9月初めに箱根に行きたいが、予約がとれるかどうか。