なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

比較的平穏な日

2014年07月09日 | Weblog

 午前中は内科再来を診ていた。いつも水曜日は多数の予約を入れているが、珍しく今日は少なめだった。統合失調症(精神科病院通院)で糖尿病の治療をしている若い女性は、しだいに体重が増加してHbA1cも着々と上昇してきた。メトホルミンで下痢するので、結局中止した。500mg/日で大丈夫だったので、1000mg/日まで増量したが下痢で飲めず、500mg/日まで減量したが、それでも下痢気味という。DPP4阻害薬+メトホルミンで治療したかったが、断念した。代わりにSUも考慮したが、グリニド薬にしてみた。アクトスだと余計に太りそうな気がしたからだが、アクトス7.5~15mg/日で試すべきだったか。

 施設に入所している92歳女性が選手末からの発熱で受診した。左下肺野に浸潤影があり、液状に見えるところがあり、白血球数が2万だった。膿瘍化しているのかもしれない。もともと関節リウマチでプレドニン10mg/日が処方されていたが、そんなに必要なのだろうか。新規薬の適応はないだろうが、せめてプレドニンは5mg/日にしたい。入院してユナシンで治療を開始した。ゾシンかどうか迷ったが、酸素飽和度は酸素1L/分で充分正常域にあるので、途中で変更もできると思ってユナシンにした。

コメント
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