昨日(土曜日)の内科日直宿直は大学病院の応援医師(循環器内科)だった。内科当番だったので、入院があれば連絡が来るが、結局内科の入院はなかった。画面上で受診した患者さんを確認すると、大物が救急搬入されていた。
脳梗塞の既往があり、神経内科外来に通院していた67歳男性が腹部大動脈瘤で救急搬入されていた。大動脈周囲の後腹膜に染み出たような液体貯留があり、破裂寸前なのだろうか。大学病院へ緊急搬送になっていた。搬入時の血圧が100とあるから、低下してきているのだろう。無事大学病院まで着いたか心配になるような怖い画像だった。普段の処方は降圧薬とバイアスピリンが出ていた。
91歳男性がインフルエンザ迅速試験陰性で感冒薬(抗菌薬も)が処方されていた。ちょっと心配ではあるが、上記の大物に比べれば、まあ大丈夫だろう。あっても肺炎だから、症状が続けば再受診するはずだ(酸素飽和度を含めたバイタルや食事摂取状況は看護師さんがチェックしている)。