なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

疲れる日曜日

2019年05月19日 | Weblog

  國松淳和先生の新著「病名がなくてもできること 診断名のない3つのフェーズ」(中外医学社)を購入。表紙にあるように、「最初の最初すぎて診断名がない」、「あとがなさすぎて診断名がない」、「不明・不定すぎて診断名がない」の3つに分けて記載している。最初のは、内科診断学的だが、後2者が國松先生の得意なところだろう。

 独特の粘っこい書き方だが、読むのが楽しい。一度はご本人を見てみたいと思うが、自分の出るような学会で見かけることはないので難しそうだ。こういうのは「パンダを一度見てみたい」というのと同じかな。

病名がなくてもできること ―診断名のない3つのフェーズ 最初の最初すぎて診断名がない あとがなさすぎて診断名がない 不明・不定すぎて診断名がない

 

 今日はJMECCに出てきたが、やはり次にどうするかがすぐに出てこなかった。インストラクターにやさしく助け船を出してもらって何とか終了した。若い先生方は慣れたもので、すいすいこなしていた。こういうのは、シナリオ通りの言動をそのままなぞって、いくつかの型として(丸々)覚えた方が残るような気がする。

  最後に自分の病院の除細動器を確認して下さいと言われたが、確かに日常的には使用しないので、操作面がどうなっていたか思い出せない。数年前に粘着パッド付きの製品が入った時に説明会があったが、救急室にあるのは違うような?。実は使い方が今まで一部違っていたのがわかった。

 上野駅の書店で購入したNHKスペシャル「人体」をまとめた「臓器たちは語り合う」(NHK出版新書)を帰りの新幹線の中で読んでいた。このシリーズは全部見ていた。まさか心臓・胃・脂肪・筋肉などがホルモン様のメッセージ物質が出すなんて、昔は考えられなかったことが続々判明してきている。「遺伝子」の新シリーズも始まった。読んでいるうちに眠気が結構出て、明日は筋肉痛だろう。

 

コメント
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