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琢磨のOVER TAKE

なのかと議論になる琢磨のOVER TAKE。
日本GPのシケイン事件を検証してみました。
はたして琢磨は無謀だったのか?

自分はカート JR-FORMULAと参戦経験あるのですが
タイトコーナーへのブレーキングでOVER TAKEできるか できないかの
判断基準は 相手が同レベルの技術マシンを持つ場合、
1 ブレーキング前に相手に対して1~1.5車身以内にいる
2 相手がハンドルを切り込む直前までに2/3車以上相手に対して並走できる。

以上2条件を満たしたときに 勝負してました。
これは テレビを見る限り、かなりスタンダードなF1でも判断基準だとおもうのですが。
で琢磨はシケインの一件で上記2条件を満たしていました。
琢磨のレース後のコメントから 恐らく自分には非がないと思ってると思います。

トゥルーリは琢磨に気づいていなかったか?
琢磨の「彼は130の立ち上がりからブロックラインを通っていた。」
トゥルーリの「ミラーに琢磨が写ってたので 正直ヤバイと思った」
のコメントから 琢磨の存在に確実に気づいていた。

ではどちらに非があるか?
トゥルーリはシケイン一つ目で 約2Mほどインをあけてコーナーリングを開始します。琢磨はその あけてくれた2Mを超えてOVER RUNして接触するわけですが。
コーナーリングを開始し始める時点で3/2車身並走していたのでトゥルーリはコックピットからの視界で琢磨を視界に捕らえていると思われる。
つまり2Mインをあけているが 接触するのを承知でステアしていたと推測します。

トゥルーリに非があるのか?
トゥルーリはインを2Mあけてコーナーリングをしてるので 過失のほとんどは
琢磨にあると思います。
ただ琢磨側からは回避不能だったがトゥルーリ側からは回避可能だったと推測します。

以上より過失は 琢磨70 トゥルーリ30と 個人的には判定します。
この一件だけなら失格は重いと思うが ベルギーの一件もあるので失格というFAI
の裁定は妥当だと思います。

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