Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

Jの帰国

2012-05-26 15:16:00 | 国際結婚・家族のこと
わが家の大黒柱様がキウイランドから帰ってきました。(もう2週間半すぎてるけど・・・)

ヴィンヤードで葡萄摘みの仕事を4週間みっちりやって来たので
お金にはそんなにならない、とは言ってたけど、たとえ受給700円とかでも
飛行機代にくらいはなるんじゃないかと思っていたのですが、
なんと、報酬は、「ワイン」・・・・
それ、行く前に言ったら問題があると思って明言をさけた・・・?

ぐだぐだ迷いながらも(迷うためには他に選択肢がなければ迷えないと助言したい)
前の会社を辞めるちょっと前からオファーされていた仕事を受けたJ。

あ~これでやっと明日の暮らしに希望が!!神様、ありがとうございます!

・・・と感謝するもつかの間、今度は、イタリアに行くそうです。5日後に。



前の会社を退社して、ヴィンヤードを自分でやりたいとか
イタリアはサルデニア島に家を買いたいとか、色々アイデアを語ったJ。
好きでやりたいことがあるならやればいいと思うけど、
なぜそのための資金を貯めようとせず、1ヶ月のうちに2度の長距離旅行??
ちょっと韓国、とかタイ、とかじゃないんですよ、NZとヨーロッパって
マイレージ貯めても一番マイルが必要なところ=飛行機代も高い。

Jの行動の不可解は、国際結婚ゆえの文化の差かと思ってみるけど
それよりも人間として問題があるような気もする。

今週、バレエにMを迎えに行った帰りに、Jと待ち合わせをしました。
その時、例によって待ち合わせの時間に来ないJ。
それをうけて「パパは99.9%遅れるから!」という私に、
「じゃあ、なぜパパと結婚したの?」とM。


ーいい質問だ。なぜだろう?


自分がいつも遅れるのに対して
「日本人は融通がきかない」と思っているのもさらに腹が立つので、
私も絶対に相手に合わせてやるもんかと意地を張っているのだが
そうまで思ってまでなんで結婚したんでしょうね?

記憶の糸をたどってみると、
初期のデートで海に行った時にきちんとしたワイングラスとブランケットを用意してきたことがポイントが高かった。
でもあれは、私に対して敬意を払っていたのではなく、今思うとワインに対してだったのでは?と思う。

そして、Jは基本的に親切なので、結婚したら、毎日その親切を享受できると思ったんだけど、その親切はありとあらゆる方向に向かっているのでそのために家族が犠牲になる、ということに気づいてなかった。落とし穴。

さらに記憶をさかのぼると、多感な中学生の卒業日記に、私は「決められた人生を送るのはつまらない」と書いていたのを思い出した・・・15歳くらいって一番冒険したいですよね。親と住んで自由がないし、でも頭だけは生意気なこと考えてて。。。それ以降、私は成長がなかったと言うことか。。。

それが転じて何10年か後に、こんな生活を手に入れるとは、
「明日をも心配する生活」は確かに「決められた人生」じゃないですけど。


娘の質問への答えは、またJの留守中にゆっくり考えるとして、
フフフ、、、
Jがいると、いつも私のパソコンでYoutube見てるのでじっくり使えなくて嫌なんだけど、またチャンスがやって来るsmile また「シャーロック」三昧しよう~っとsymbol4
ああ・・・こんな目先の楽しみに身を任せる私は、Jと大差ないかも。

J、ゆっくりイタリアを楽しんで来てね