Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

エルメス・レザー・フォーエバー

2014-12-13 15:01:00 | ファッション
期待以上にすばらしい展示でしたので、早くお知らせしなくては!と写真だけでもアップします。

エルメス・レザー・フォーエバー 12/23まで上野公園内 国立博物館で開催しています

この美しい美術館に無料で入場でき、普通に入ると有料の常設展まで見ることができる、またとないチャンスです。入り口はゲイトの向かって左側がこの展示の受付になります。

ゲイトから入って、向かって左側にこの立派な館があり、そこが会場なんですよ!



中央のドームは、入り口を入ったホールを見上げるとこのようになっています。
この下ではレザーの展示が展開されています。



バッグや革小物製品の展示室でも馬関係に反応してしまいます。
この部屋では、パリの工房からバッグ職人さんが出張してきていて、実際にエルメスのバッグを作っている現場も見られます。



展示は2階にも続き、先ほどの丸天井のホールのまわりでも、馬具のパーツが展示されていて、実際に手に持って感触を感じることができるのですよ!お気づきのように展示の写真撮影も可ですし、外国の博物館の流儀でやっているのだなあと思いました。偉い!エルメスさん。



ブランドは馬の鞍づくりから始まったので、馬関係の大きな展示が2階にはあり、胸躍ります。



馬や人はいないのに、ヘルメット、鞭、鞍、ブーツ、バッグなど、エルメス製品が空間の所定位置に配置されるという演出。下の写真は横から見たところ。



そしてクライマックスはエルメスの馬具をつけた馬の模型に実際に乗ってみることができるこのお部屋です。逆光により顔が見えないのがこれ幸いとアップすることができます(笑)。



これ以外にも、林檎ケースを含むバッグの数々、レディや紳士が旅行に持って行くクロゼットになっているトランク、レザーをあしらったモーターバイクや自転車、皇太子時代のエドワードがシンプソン夫人のために注文した香水を運ぶための手押し車などの展示も充実しておりました。

コストパフォーマンスなど考えずに作られたものには、魂が宿るというのが私の持論です。人間の芸の極みを見ると魂がシンクロして浄化されるような気がします。

単に馬の模型に乗れて興奮状態になっただけかも知れませんけど。。。。