Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

MJNクルー自己紹介

2015-03-02 19:51:00 | Cabin Pressure


「CABIN PRESSURE FROM A TO Z 」CDボックスセットのボーナスの内容を一部ご紹介します。ボーナス部分の冒頭に収録されている、2008年録音のスタジオオーディエンスに向けてのプロローグとしての自己紹介です。

メインキャスト4人とも丁寧で初々しい声で自己紹介をしています。音源はもちろん英語です。



あ、どうも。えー、私はマーティン・クリフ機長です。機長ですよ。私が機長です。私は6歳の時からずっとパイロットになりたいと思っていました。それより前には、飛行機になりたかった。回りの皆には私がパイロットになれるわけないと言われました。バランス感覚が悪いとか、そういう体質じゃないとか、計器飛行テストにまた落ちるとか。しかし私は彼らが間違っていたと証明しました。そしてついに、今や私はパイロットであるばかりでなく、機長となりました;それから、ついでながら、こちらのダグラスは機長ではありません。彼が何と言おうと、違います。


えー、わざわざありがとう、マーティン。事実上は、私ダグラス・リチャードソンが機長ですがね。いえ、今はリチャードソン副操縦士ですが、元はイングランド航空のダグラス・リチャードソン機長でした。残念ながら僅かな見解の相違により数年前に離職 ー 具体的には、香港からの帰途にシルクの着物を1ダース、ある人のジャケットの裏地として縫い付けたらその人は密輸人として捕まるか、またはお茶目な酔狂人で終わるかで。退職してもよかったのですが、扶養する妻と、あと2人のかわいい・・・元妻がおりますので、私をぜひとも雇いたいという会社をひとつ探してみたところ、なんとも不思議、キャロリンに出会ったのです。


こんばんは!キャロリン・ナップ-シャピーです。元夫シャピーと分かれた時、プラス面として飛行機が、マイナス面としてとっても変な名前がついてきましたが、キャロリン・シャピー-ナップになるよりかはほんのわずかにマシかしら。とにかく、その飛行機と私のスチュワーデスの経験を活かしチャーター航空会社の設立を決めた時、私の計画は単純なものでした:秀逸な人材を、とだけ。実はこれが、秀逸な人材は本当に高くつくことがわかりましたので、これはB計画なんです。いえ、ほんとは、Q計画ですけど、ま、ともかく・・・考えましたのは、そこそこ信頼できる人をひとり、それから、そこそこ飛行機を操縦できる人をひとり、そしたら、合わせて優秀な従業員3分の2人になると。でもそこに私の末息子のアーサーを加えますと、2分の1人になってしまうんですの。


ありがと、ママ!こんにちは。アーサー・シャピーです。ども。僕はちょっとスキッパーに似てるんだ。ずっとパイロットになりたくて、やっぱり皆になれないって言われて、それでなってないよ。でも僕は今スチュワードになれて、ブリリアントだよ!でー、ママに研修コースでもなんでも行かせてもらって助かったんだ。だって前は、僕、いつもどおりに乗客に話してたから!(ここで仕事モード声になって)けれど、えー、喜ばしいことに、今や僕は完全に正しい方法を習熟いたしました。文章中の強弱も、今日お客様の最高のご満足を約束するために使用する語彙もです。(ふだんに戻って)ブリリアントでしょ?そうだ、えー、以上で全員だよ。じゃ全クルーを代表しまして、本日はキャビン・プレッシャーをスィットコムとしてお選びいただきありがとうございます。それではショーをお楽しみください!


この後、おなじみの♫ジャーンジャジャジャーン♫~とオープニングタイトルへと続きます。
ボーナスでは、音楽がフェイドアウトして、David TylerのJohnへのインタへ入ります。
知られざる初期のキャラ設定がなかなか深いです。




イラストはコチラからお借りしました。ダグラスの職歴にあるAir Englandは架空の会社です。