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The Living and The Dead、コリンのことばかり書いてますが、奥さん役のシャーロット(役も俳優さんも同じ名前)も可愛らしい人です。そればかりか頭も回るし健気で実行力もある、ネイサンにはもったいないくらい。しかしな、そういうできた女こそ不安定な人に惚れてしまうのは今も昔もよくあること。やはり男前には弱いのだろう、わかるわかる・・・
ネイサンの、最初の奥さんとの息子ガブリエルを亡くした悲しみを癒したいために、子供が欲しいシャーロット。美しい女主人に尽くす使用人のグエンは、シャーロットの血液のついた布を木の枝に結んでいました。その木には、他にもいろいろなものがぶら下げれられていました。
舞台となっているサマセット地方には、子供を授かるためのそんな風習があるのかとちょっと調べてみましたが、特にはなく、世界に広くある願掛けの木の一種のようです。日本でも神社にありますし、七夕でもやりますね。しかし血のついたものを下げるとは、願と言うより呪いのような。そんなところはこのドラマにぴったりですが。
パレーズ・エンドでも、願掛けの木ではないですがグロービー・ツリーというのがクリストファーの実家にあったことを思い出します。木にもスピリットが宿るという考えは日本だけではないんだなぁと改めて・・・
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