Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

HUMANS 0201

2016-11-01 21:35:00 | コリン・モーガン


待ちに待ってたチャンネル4の「HUMANS」シリーズ2!です。
コリン・モーガンとジェンマ・チャンがメインキャラな上に、ストーリーもスリリングなんですもの。シリーズ1の感想はコチラ(重要ネタバレなし)。

人間そっくりのAI「Synth/シンス」が奴隷のように労働する社会で、感情を持つシンスが現れ、機械と人間との関わりや対立、感情を持って生きる意味などなかなか深いシリアスなストーリーなんですけど、子供3人のいる人間家族の問題もシンスを通して描かれて、他人事じゃないのが受けたのか、イギリスで想定外のヒットになったらしいです。

2の感想を書くにあたって、キャラ紹介として1の感想ではバラさなかった大きいバレをやっぱり避けては通れない気がするので、嫌な方は、この下は読まれないことをお勧めします。


ごめんなさい・・・bomb

explosion


(キャラ紹介)
上の写真は1から引き続き出ているSynthたちです。同じ研究者に作られたので、見かけは違えど兄弟なのです。左から、マックス、ニスカ、レオ、ミア。ただしレオは研究者の本当の息子の脳を持つので半人間なのです。全員、感情を持つ新種Synth。亡くなったレオの父の研究の成果です。

一般社会では、まだSynthはAIなので感情は持たないというのが常識で、この4人は人間の所有物ではない、管理外なので当局に追われて逃亡中・・・というところでシリーズ1は終わりました。


さて、2のエピ1の感想・・・というか紹介。

というのも、状況説明、2の新キャラ説明のようなオープニングでした。

ニスカはなんとベルリンに逃亡してました。そこで出会ったドイツ人の女の子と付き合っていたのですが、ベルリンもSynth労働が組み込まれた社会となっていて、ニスカは人間のふりをしていました。ふむふむ、Synthにもレズビアンがいるというのは、機械だから意識に性差はない前提で当たり前のような、ちょっと新鮮な気づき。

シリーズ1でミアを家事労働として買った家族ホーキンズは、引っ越して家族崩壊を修正中。末っ子のソフィーはアニタ(ミア)の靴を、彼女が帰るのを待って自分の靴と一緒に並べています。1の撮影から多分2年近く経って、最年少のソフィーちゃんが随分大人っぽくなってる!

危機からまだ立ち直れないでいるホーキンズ夫婦は、カウンセリングを受けてますが、カウンセラーもSynth。人間の理論的でない感情の問題を解決できるのか?とここでもまた考えてしまう。

そんな折、お父さんのジョーは、Synthに自分の仕事を取られて失業。ひえー、これこそSynthワールドで人間が恐れることですよね。

ミアは再びアニタとして、普通のSynthのふりをしてとあるカフェで働いていました。

ノッティンガムのとある工場で働くへスターの携帯がテキストをキャッチします。へスターは廃棄になる他のSynthの姿を見て恐ろしくなり、テキストに頼って工場から逃げ出します。彼女は、自分が不具合になったと思っています。

へスターがテキストをたどって着いた先には、マックスとレオがいました。彼らはニスカを探してテキストを発信していたのです。しかしへスターの追っ手に攻撃され、3人は車で逃亡します。

そして彼らの車の着いた先でミアと合流。ミアとレオは危険を冒してテキスト発信するか否かで口論するのですが、それを見たへスターがマックスに「彼らは憎み合っているの?」と聞き、マックスの返事は「彼らは愛し合っている」だったのが印象的だったなあ。

シリーズ1でミアとレオの関係がまだ不明だった時、私のお気に入り俳優二人が恋愛関係なんだと思ってドキドキしたのですが、ミアは母親代わりに子供だったレオのお世話をするために作られたSynthだったので、ミアはレオにとっては姉か妹、役割としては母のような存在だったのですよねー。ちぇ・・

一方、アメリカ、カリフォルニアの研究所では、Synthを研究するドクターたちがいました。そこでは理由はわからずランダムに感情を獲得するSynthが現れる事実があるという前提で研究が進められていました。

そしてホーキンズ家には、ベルリンにいたはずのニスカが突然訪ねてきて・・・


というスタートでした。
みんなの姿がまた見られて嬉しい!というエピ1・・・相変わらず逃走中なので、レオやミアが心配な気持ちがジリジリするドラマです。いつか幸せになってほしいんですけどね~

トレーラー見てプチびっくりが。BBC2で放送中のThe Fall3の悪そうな弁護士役の人がこちらにも出てた・・・有名な悪役俳優さんかしら・・・