Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

HUMANS 0203

2016-11-15 20:23:00 | コリン・モーガン
「ヒューマンズ」シリーズ2もエピ3にてやっと盛り上がってきました!エピ2までは多めの登場人物たち(Synth含む)がそれぞれの場所でそれぞれの時間を過ごしていて、まだプロローグのような、S2で新登場の人も出たけどそれで?という印象だったのですが、やっと色々色々面白くなってきました!



1番にドキドキするのはジェンマ演じるミア。彼女は半人間のレオをケアするためにレオの父エルスター博士に作られた家事万能Synthで、私はレオと恋愛関係なのかとワクワクしていたのですが、そういう出生の事情なのでレオにとっては他の博士が作ったSynthと同じで家族なんですね。

そのミアはS2では海辺の儲かりそうもないカフェで働いていて、意識があることは隠して普通のSynthを装っています。が、ミアは人がよく誠実だけど孤独なエドに恋をしているのです。

ミアはエドのために良かれと思って支持された以外の仕事をしてしまったため、エドはミアが不具合になっていると勘違いし、もう来ないように言い渡しました。

ミアはレオやマックス、新入りのへスターと一緒にSynth狩りから隠れて住んでいた家があったのですが、そこがもう見つかると思ったレオが移動を決めた時、ミアはエドを離れたくない、と決めたのでした。

Synthなので、愛だとか恋だとかいう言葉はプログラミングされてないようで、ミアは「I care a man.」という表現を使うのですね。彼女はレオをcareするために産まれたのですが、子供だったレオを育てた時は日本語なら「世話をした」となりましょうが、その同じ単語を、別の人に使うのですね。その場合相手は子供じゃないし「ある人が大切なの。」というような意味になると思います。

レオは、「人間とうまくいくわけない」と反対するのですがミアは「やってみないとわからない」と、エドに自分の気持ちを伝えに行きます。人間同士だったら陳腐な恋愛ドラマなんですが、ミアは自分が意識のあるSynthであること、エドを大切に思う感情を機械らしい表現で告白するのです。

最初、意識が、感情があると聞いたエドは驚いて「何も聞きたくない」と逃げようとするのですが、ミアの「聞いてくれたら、その後だったらもう2度と会いたくないと言うなら会わなくてもいい。」という言葉にとどまるのですね。



「私は今までに見たり聞いたり触ったりしたものの中で1番にあなたが好き。あなたといると普通のものが大きな存在となって輝くの。あなたが何でもそうさせてしまうの。」

と、無表情に淡々とミアは訴えるので、私の涙腺が崩壊・・・・
こんな的確な愛の告白があるかしら。


ミアの話だけでなく、今回はあちこちでどんどんストーリーが進んでいくのですよ。

ニスカの意識検査が始まりローラが彼女の弁護士、もし科学的に意識があると判定されなければニスカは処分。

ジョーは解雇された会社に、倉庫係として雇われます。ふむ、管理職から肉体労働者に転身できる夫なかなかいい。妻が弁護士というキャリアがあるから家庭の貧困にはまだならないからね。

アメリカ西海岸で意識のあるSynth研究をするモロー博士の秘密が明らかに。彼女は娘が植物人間なので、娘を蘇らせたい情熱が研究のモチベーションだったのです。モロー博士はイギリスのエルスター博士が意識のあるSynthを作り、彼の死んだはずの息子レオが生きていることを知り、エルスターの研究仲間であったホッブ博士を訪ねて渡英します。そして彼女のイギリスでの研究所に、レオたちが「不具合の(意識のある)Synthが連れて行かれる所」として探している『サイロ』があるのでした!!

そしてジョーとローラの娘マッティが拾ってきたSynthオディも回復してきました!!
わーん、オディはS1では意識のあるSynthじゃなかったのですが、今後はどうなるのか楽しみで仕方ありません!かわいいオディ!