「美女と野獣」の翌日、またまたユアン・マクレガー出演映画です。しかもやはりおフランスの燭台よりも、ユアンと言えばこれですよね、スコットランドのイケダメ男、マーク・レントン!!!
公開後2週間以上たっているとはいえ、月曜日の夜ではあるとはいえ、広~い劇場が空いててちょっとさみしかった。。。オリジナルトレスポって大ヒットだったんですよね?ファンのみんなも20年経ってちゃんと帰ってきたの?
オリジナルキャスト&クルーというのがすごいですよね。青春映画の20年後なんて今まで誰もやらなかった(と思う)、しかもダメ青春だもの、青春すぎたら何の価値もない若気の至りばかりでできてた生活が、
まさか、20年後もそのままだなんて・・・・!
世代というのは変わらないんだなあ、と自分の周りを見ても思うことが映画になっていた・・・というのが正直な感想です。
でもあのキャラたち全員が中年になってもあのまんまって。
そしてレントンのガールフレンドだったダイアンは当時も立ち回りのうまい中流家庭のお嬢さんだったけれど、ちゃんとそれらしく成長していた対比。
で思ったのは、今の10代20代の皆さんがこれをご覧になってどういう感想をお持ちになるのかということです。
ベグビーの息子がカレッジへ行きビジネスを真面目に勉強しているように、今青春真っ只中の方たちは、「親みたいにならないように」頑張って生きているのだろうか。ベロニカみたいにうまくやってるのだろうか。
原作小説作家のアーヴィン・ウェルシュは是非後20年後にも続編を書いていただきたいな。
ところで私も2年前に行ったエジンバラの街が出てきて、スコットランドのお話って以前はこの世じゃない感があったのに、今はかなり現実的に感じるのも時代だなあと思いました。
個人的なことかもしれないけど、SNSのせいでイギリスに行く人行った人が格段に多くなったような気がするのかな。
映画の中でも90年代の人だったはずのレントンがスマホを使ってるし。旧友に出会ったかのような錯覚です。ダニー・ボイルありがとう。