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渋谷の東急bunkamuraで開催中(〜6/25)の、
生誕60周年記念くまのパディントン™展見てきました。
上の写真はカキワリくまと一緒に写真も撮れるスペースです。
↓無料館内雑誌の今月の表紙と巻頭記事2P
この企画は原作者マイケル・ボンドさんが去年91歳で亡くなる前、そして映画の1の方が公開後くらいのタイミングだったため、日本に向けての作者からのメッセージも撮ることができた絶妙な結果となっています。
内容は、一番多いのが数名のイラストレーターによる原画や複製の展示で、イラストに添えてキャラクターの紹介やエピソードなどがちりばめられています。
パディントンが挑戦したスポーツとしてクリケット、バレエ、ラグビーなどが出てきて、日本になじみのないクリケットには説明もついています。お菓子も同様でトフィー作りをしたパディントンがお腹に巨大なトフィーをつけてしまって・・・というエピには「トフィーとは」という親切な説明つき。
日本に入ってきたのは60年代になってからとのことで(確か67年だったか・・・メモとってなくてうろ覚えです)訳者の松岡さんが「どうぞこのくまのめんどうをみてやってください。おたのみします。」とか、イギリスでは朝のお茶は11時なのでそれを「お十一時」と訳されたのが、初めて聞いたのになんともノスタルジッックです。
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その他に、ボンド氏の直筆や、名前の元になったロンドン、パディントン駅の写真と説明、ところどころにディスプレイされた1950~90年あたりのアンティークな小物たち。
私の興味を引いたのは、パディントンへの子供達からのお手紙で、子供の手書きの宛名の住所はお話の通りに「WINDSOR GARDEN」と書いてあるのです。まるで221Bベイカー・ストリートに送られてくるシャーロック・ホームズ宛のようです。
それから世界各国語に訳された絵本も展示してあったのですが、ヘブライ語とか、ラテン語のもあるんですよ!
この展示会のためのインタビューとは別に、NHKグレーテルのかまどで放送された、パディントンとマイケル・ボンドの紹介エピソードにひとつ感動することがありました。
それはボンド氏がひとりぼっちのパディントンに必要な養父母のモデルになった人物は、実は彼自身のご両親だそうで、彼らはユダヤ人の子供をふたり養子にしていたのです。戦争が始まる前にドイツから逃げてきた子供達なのだそうです。
戦争中は敵国ドイツから来た子供として周囲から差別されていたかもしれない子供達に居場所を作ってあげてたご両親を見て育ったボンド氏だからこそ、いつも善良でお行儀のいい紳士なクマの物語を作ることができたのですね!
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記念に買ったカード。パペット版アニメのパディントン。このうちまたぶりっ子の仕草は何?パディントンは年齢不詳だから50歳でもあり得るとボンド氏が動画で言ってたの思い出した。でも英国の50歳男子は可愛いからいいけど。
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これはパディントンとブラウンさんだと思うのだけど、パディントンとボンドさんにも見えて好きなイラストです。
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ワッペン・コレクションが増えた・・・