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この展示を見てきました。
英国劇場の建築のあれやこれやを多角的な角度から見られるのは興味津々
と勝手に決め付けました。
場所は銀座1丁目の聞いたことのないビルですが、とにかく日本にいながらこのようなものを見られるチャンスはそうないと思うったのです。エサに飢えた狼か。
銀座でも足を踏み入れたことのないエリアで目標を発見。なんとイギリス風建築ではありませんか。
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ピンポン鳴らしてドアを開けてもらうと、そこには日本の古い建物の世界が。あれ?
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これはこれで私は好きです。なぜ日本的だと感じるのかというと、ハリの凹凸や配管が壁の外に出ているからかな。日本で古い建物をメンテナンスして使っているとペンキの厚塗りが可愛い感じになってきます。
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本当に日本の古いビルもロマンを感じるけれど、イギリスだったら全て厚い壁の中に隠されていて壁はのっぺりと平らなことが多いからですね。
この階段の狭さはイギリスでもよくあります。
でも階段の両脇の壁には引き戸があるのは日本ならではですよね。外観はレンガでも和洋折衷でおもしろい。
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展示の内容は、劇場の内観外観のエッチングが16点、販売されているものでした。
エッチングを印刷したもの?いやエッチングそのものが印刷か。
古書とのことですが、製本されたものをばらしたのではなく、片面印刷を数枚セットにしたような、少女漫画の原画の世界のようなムック版出版物の中から買い付けされてきたものでした。
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販売ギャラリーですので、作品以上に劇場についての情報があるわけではありませんでした。飢えた狼ちょっとガッカリ。
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しかしコベントガーデンのデュルーリーレーンやストランド界隈の劇場の周りの当時の様子が寂しそう(多分必要ない情報だから描き込まなかった)なのや、
劇場の1階や回廊席の広さの比較などを几帳面な図面から感じることができました。
来たからには楽しもうという田舎者気質の狼です。
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入り口のお向かいには、これまたイギリス風のアンティークやさんがありまして、食器などの小物を中心にお洋服もとにかくぎっしりとかわいい商品が並んでいました。
バターケースでいいものがあってお話し聞いたらアメリカ製でお値段が7000円の30%
offとのこと。他にもガラスやホーローのアメリカ製らしき食器が目につきました。もちろん陶器の食器も数多いです。
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ツイードチェックのマントが気になりましたが、まだ買い付けたばかりということで触らせていただけませんでした。お値段、聞いておけばよかった。。。
ギャラリー「MUSEE」
東京都中央区銀座1-20-17
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