いよいよニコラス・ホルトのピョートル二世がかわいくなってきました。
専制君主ぶりに慣れてきたからちょっとでも優しいと「優しい」と思えるのか、クマにまたがる彫像も完成したお父さんのピョートル大帝に対する劣等感が滲み出す素直さが作用してか、
たぶん、ニコラス・ホルトが美形なので笑顔が見れるだけでかわいいのです。
でも、嫁が仏頂面でいるのが耐えられなくて彼女の幸せのために愛人をプレゼントするという発想は、親からの愛情不足で育ったため、自分が愛されてないと耐えられない、やさしさではなくてネガティブなモチベーションですよね~
プレゼントされた男レオは、名うてのプレイボーイの息子で女性を喜ばせる道具のサイズで選ばれたとか。ラテン系の濃ゆい目鼻立ちで顎の割れてるハンサムさん、顔はワイルドなのに背がちんまり低くて、すみません、いかにもプレゼントらしい容姿ですが、心根のよさとセンスの良い会話と教養とでエカチェリーナの心をとらえます。
プレゼントを気に入ってもらえたので皇帝もハッピー。しかしニコラスくんは長身なので、おバカな役をするとバカさ加減が目立って、どうしようもない皇帝の説得力があるなあ~
ところで実はピョートルにはイワンという母違いの弟がいることをエカチェリーナが知ります。
・・・クーデターにその子を使うのか、と一瞬思いましたが、自分が女帝になるには皇帝の兄弟が邪魔ということ・・・その不幸な子供にもエカチェリーナは手を下すのか。怖いけど彼女の策略が楽しみ。それとまだ放送されてない愛人との愛のシーンも来週は見れるのか。
先日、「世界史には人名が各国の呼び方(発音)で出てくるので挫折した。」というつぶやきを見かけました。それは、このロシアの「ピョートル」と「エカチェリーナ」が英語だと「ピーター」と「キャサリン」だったと知った人の落胆のようですが、日本ではそれぞれ現地の発音で覚えるの見分けがつきますけど、英語みたいになんでも自分流に直してしまったら、右を見ても左を見てもピーターとキャサリンだらけってことになって返ってややこしいのではないんでしょうか?