この見事なペガサスの時計がかかるアールデコの家が冷たい麗人のようでした
BBCで去年のクリスマス、12/26~28と毎晩1エピずつ放送された全3話のドラマ「And Then There Were None」。
邦題「そして誰もいなくなった」で知られるアガサ・クリスティーのベストセラー小説で私も読んだ覚えがあるのにまったく話を覚えてなかったので、ハラハラしながら楽しめました。
見たきっかけはBBCがこれでもか!と宣伝していた正装姿のキリッとキラキラしたエイダン・ターナー。
思えば「ホビット」のキーリに胸キュンして、「ポルダーク」のポルダークで「イギリス人に人気の俳優はアメリカのように決して肉体派ではない」という定説を覆されたヒーローにうっとりとし、そして本作までフラフラと引き寄せられました。
期待を裏切らず、10人のメインキャラの中でもほぼ主役級でした。もちろんお約束の肉体美お披露目のシーンもサービスされていました。初めはもうひとりの色男としてダグラス・ブース(The Riot Clubに出ていて顔はきれいだけどクズな性格役でした)も出ていたのですが、死ぬ順番が早かったので残念。
あと家の使用人夫妻がアダムズ・ファミリーのようなマンガっぽい濃いキャラで、無駄にドラマに臨場感を与えていてよかったです。
クリスティは日本でも人気があるので、HNKとかで放送されたらいいなあ。
このドラマでは女主人公の家庭教師の心の闇をなかなかドラマチックに描いていたけれど、原作ではどうだったのかちょっと気になるので、また原作を読み返したいです。
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