大好きなジュディス・カーの絵本「おちゃのじかんにきたとら」がアニメ化され、クリスマスイヴにイギリスのチャンネル4で放送されました!
60年代というレトロな時代の背景そのままですので、原作の絵柄は全然違いますが、どこか先日公開されたレイモンド・ブリッグズの「エセルとアーネスト」を思い出させるものがありました。
多分それは子供の表情や動き、意外にがっちりしたイギリス人ママの体型、子供に甘いお母さんと家族を愛するちょっとおどけたお父さんの雰囲気のせいです。
お父さんの声はベネディクト・カンバーバッチ。優しくてちょっとおっちょこちょいなところが、まるで「キャビン・プレッシャー」のマーティンが大人になったような。ベネディクトさんの家庭でのパパぶりを思わず想像してしまいます。
児童書が原作ですので、30分のアニメ化にあたり登場人物やエピソードが追加されていてイギリスにも「お魚くわえたドラ猫」が登場して私はびっくりしてしまいました。「イギリスの猫は魚を食べない」とどこかで聞いたことがあった気がしたからです。食べることが証明されました!!
それとお茶に参加した「トラさん」が、絵だけより動きがあると生き生きしていてまさに命が吹き込まれていました。猛獣であり、猫科の優雅な生き物であるトラを擬人化するのは制作スタッフ実は大変だったのでは、などと想像しました。
そして主人公ソフィはまだ小さい女の子なのでトラと背丈がほど一緒、トラの背中に乗るなどネコ好きが羨ましさに悶えそうです。
絵本の良さがさらに膨らんで見れて、今年亡くなったジュディスの素晴らしい追悼になったと思います。
とてもいい作品なので日本でもNetflixとかで配信してみんなに是非見て欲しいです!
ソフト化絶賛希望です〜。゚(゚´Д`゚)゚。
ね〜!日本語訳の絵本も出てるんですから、日本でもやってほしい。
吹き替えでなく!!!
私も観ました! 原作絵本のことは全く知らなかったので、トラが自宅にやってくるなんて一体どうなることかと素直にハラハラしましたよw
ネコ科の動物らしいトラの動きもよかったけれど、それより何よりひさしぶりにほっこりかわいい声のベネディクト・カンバーバッチ、よかった♡ こういう普通の人の役、もっとやってくれたらいいのになあ〜。
ご覧になられてよかった!
絵本読んだだけだとお父さんのキャラはイマイチわからないのですけど
ちょっとドジっ子パパに仕上がっていてぴったりでしたね。
さすが本物パパになったベネさん、新たな魅力です!