ベン・ウィショー出演映画の「Wemen Talking」がTTIFことトロント国際映画祭(9月8~18日)にてプレミア上映されます。北米公開は12月、ヨーロッパは来年早々とのことですが、日本での公開はいつでしょうか。
原作は2018年の同名小説で、内容はなんと今話題のカルト宗教集団での女性達の被害を描くというもの。さらに、この小説は実際に起きた事件「カルト宗教集団の乳児から高齢者まで女性全員が薬によって意識を失われレイプされた」に対する回答とのことです。
ウィショーさんの役は、元信者の男性で字を書けない当の女性達の代筆で議事録係をしたオーガスト・エップ。鯨の映画でもメルヴィルを演じたのを思い出しました。当事者たちを食わないのに絶対の存在感のある語り部、ウィショー。
キャストはジェシー・バックリーもいて、他にフランシス・マクドーマンド、ルーニー・マーラ、クレア・フォイと続いたら楽しみ以外の何物でもないでしょう!
TTIFは去年「ベルファスト」で盛り上がりました。今年はなんとコリン・モーガン出演の「Corsage」も参加します。TTIFはコンペではないながらガラ・プレゼンテーションとスペシャル・プレゼンテーションの2枠があり、違いはガラの方はレッドカーペットがあり、残念ながら「Wemen Talking」も「Corsage」もスペシャルの方に入ってます。くっ。
さすがベン・ウィショー、次から次へと意識の高い作品を選ぶなあ……と感心する一方、内容が内容だけに観る前から早くも腰がひけてる私。ま、逆に、私のようなヘタレオタクが釣れるからこそ、ベン・ウィショーのようなビッグネームが出演する値打ちがあるというものでしょうが。
>ジェシー・バックリーもいて、
うむ、やはりヘタれてないで観るしかない。
>今年はなんとコリン・モーガン出演の「Corsage」も参加します。
来たーーー! やはり英語圏で上演されないことには始まりませんからね、ぜひともトロントで高い評価を得ますことを!
キャスティングの意図はともかく、これだけの俳優陣が出るのと出ないのとでは
興行成績に大きな違いが明らか!!!
>>英語圏で上演されないことには始まりません
そう、今のところドイツ語圏はまだメジャーな方でヨーロッパ周遊してて不安になってました。よかった、トロント・・・ほっ!