日本版を待っていたけど「CHILI」というUK配信で2020映画の半額セールに入っていたので見てみました。レンタルならHDでも300yenくらいです。
ユライア・ヒープは思ってたよりも重要な役回りで、ベン・ウィショーの演技は期待以上に惨めで狡猾でよかったです!
主役の伯母様ミセス・トロットウッドのティルダ・スウィントンも見たかった。
主役ディヴィッドはデヴ・パテル。「スラムドッグ・ミリオネア」の主演でもそうだったけど、その前のドラマ「スキンズ」でも真剣な顔をしていても何を考えてるのかわからないキャラをここでも発揮。
あ、でも彼だけでなくメインキャスト全員がそういう俳優さんで揃えてきていて、ディケンズのストーリーのお伽噺ぽさ全開でした。
ほら、カパルディさんも!
ローリーさんも!
他にもベネディクト・ウォンもすっとぼけた演技もできる人なんだ!(失礼ですね!何様)と思ったり、
ドーラ/母親役のモーフィド・クラークがとても可愛くていい新人さんを発見した!と思って調べたら「高慢と偏見とゾンビ」「クリスマスを発明した男」「アーサーとジョージ」「パトリック・メルローズ」「ドラキュラ」にも出ていたと・・・さらに話題の新ドラマ「ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤」「ロード・オブ・ザ・リングス」にもクレジットが上がっているので楽しみな女優さん。集合写真でウィショー・ヒープの右にいるお嬢さんです。
原作小説は読んでないけど、19世紀中頃の話だからメインキャラはほぼ白人と思われるところをすごいカラー・ブラインド・キャスティングでやっています。主役からしてですから。主役の母親は北欧系の容姿だけど父親は映画に姿を見せないので「もしや父がアジア系だからこんな不遇な子供時代を送るのか」とまで思わせるほどの自然さで。でも伯母さんがティルダで真っ白だからそれはありえないよなと思いとどまるのですが、彼女の友人のウィックフィールドさんをベネディクト・ウォンがまたナチュラルに演じてるので、映画を見終わるときにはもう肌の色はどうでもよくなるという、まさしくキャスティングの意図してるところに持って行かれた感です。
イギリスでは1月に公開されましたがアメリカではコロナで延期と見え8月となっています。日本ではスルーなのかな。コロナの時代にぴったりのトンデモ環境からなんとか生き抜くコメディですから映画館は無理でも配信がありますよう。
ユライア・ヒープは思ってたよりも重要な役回りで、ベン・ウィショーの演技は期待以上に惨めで狡猾でよかったです!
主役の伯母様ミセス・トロットウッドのティルダ・スウィントンも見たかった。
主役ディヴィッドはデヴ・パテル。「スラムドッグ・ミリオネア」の主演でもそうだったけど、その前のドラマ「スキンズ」でも真剣な顔をしていても何を考えてるのかわからないキャラをここでも発揮。
あ、でも彼だけでなくメインキャスト全員がそういう俳優さんで揃えてきていて、ディケンズのストーリーのお伽噺ぽさ全開でした。
ほら、カパルディさんも!
ローリーさんも!
他にもベネディクト・ウォンもすっとぼけた演技もできる人なんだ!(失礼ですね!何様)と思ったり、
ドーラ/母親役のモーフィド・クラークがとても可愛くていい新人さんを発見した!と思って調べたら「高慢と偏見とゾンビ」「クリスマスを発明した男」「アーサーとジョージ」「パトリック・メルローズ」「ドラキュラ」にも出ていたと・・・さらに話題の新ドラマ「ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤」「ロード・オブ・ザ・リングス」にもクレジットが上がっているので楽しみな女優さん。集合写真でウィショー・ヒープの右にいるお嬢さんです。
原作小説は読んでないけど、19世紀中頃の話だからメインキャラはほぼ白人と思われるところをすごいカラー・ブラインド・キャスティングでやっています。主役からしてですから。主役の母親は北欧系の容姿だけど父親は映画に姿を見せないので「もしや父がアジア系だからこんな不遇な子供時代を送るのか」とまで思わせるほどの自然さで。でも伯母さんがティルダで真っ白だからそれはありえないよなと思いとどまるのですが、彼女の友人のウィックフィールドさんをベネディクト・ウォンがまたナチュラルに演じてるので、映画を見終わるときにはもう肌の色はどうでもよくなるという、まさしくキャスティングの意図してるところに持って行かれた感です。
イギリスでは1月に公開されましたがアメリカではコロナで延期と見え8月となっています。日本ではスルーなのかな。コロナの時代にぴったりのトンデモ環境からなんとか生き抜くコメディですから映画館は無理でも配信がありますよう。
おかしいな、原作小説は2回も読んだのに「ロンドンからカンタベリーまで徒歩で移動するのはキツすぎ」「ユライア・ヒープが気色の悪い」「主人公の結婚相手が死ぬのは作家のご都合主義もいいとこ」くらいしか覚えてません〜〜〜(大汗)。
>19世紀中頃の話だからメインキャラはほぼ白人と思われる
はい、それは間違いないです。
この映画、日本での公開をとっても楽しみにしていたのですが、やはり日本では上映されないまま終わるのでしょうか。大画面でベン・ウィショーとピーター・カパルディとヒュー・ローリーをいっぺんに観られるありがたい作品なのになあ。
覚えてらっしゃる3つのことは私も見てて思いました!
特に結婚相手が死んだのは見てて気づかなかった(セリフを聞きのがしたのか)のでラストが何が何だかでした。
ユライア・ヒープの気持ち悪さはオーラまで黒かったですw
あの髪型からしてもう。でも中にウィショーさんが入ってるから
どんなに不気味でも「何て演技力が高い」と直結するという^^;
>>いっぺんに観られるありがたい作品なのに
私も最初は有名古典文芸作として(お笑いだけど)日本でも上映すると
思い込んでいたんですけど、未だに公式サイトもないし、秋の上映作はもう
公開日が発表になってるしで、コロナのせいで枠が狭くなってるんでしょうか(涙)
日本の映画館で上映されたので、観に行ってきました(あの悲惨な邦題についてはあえてスルーします)。最初から最後まで、19世紀の長編小説のエッセンスを上手に映画化したもんだ、と、感心しきりでした。
にしても、ベン・ウィショーのユライア・ヒープは期待以上の素晴らしさでした。あのかわいいパディントンの中の人とは思えない気色の悪さ。本当に何て良い役者さんなんでしょう。ピーター・カパルディとかヒュー・ローリーとか、好きな俳優さんたちがぞろぞろ出演してそれぞれに愉快な怪演を披露していましたが、今回はユライア・ヒープの圧勝(?)だと思います。
>特に結婚相手が死んだのは見てて気づかなかった
私は原作小説を読んでいたので最初の結婚相手が若死することを知っていましたが、あの映画を観ただけではちょっとわかりにくいですね。原作小説の「ご都合主義っぽさ」を表現しようとした結果だとは思いますが。
>>ユライア・ヒープの圧勝(?)
はい、ウィショーさんが演じたからユライア・ヒープが可愛く見えたかというと、まったく気持ち悪かったとしか言えないのに、
ダークサイドに生まれてダークサイドに落ちて死ぬ圧倒的ダークさには
ベテラン勢の怪演さえかわいく見えました。
>>(あの悲惨な邦題についてはあえてスルーします)
自民党のやってることと同じくらいわけわからないですから
どこを突っ込んでいいものやら・・・
こちらでも今日から上映開始でもちろん初日に行ってきました。
一応昨日『デビット・コパーフィールド』ラドクリフ版をおさらいしました。
パテル版の原題を目にするまでラドクリフ版と原作が同じだとは思いもしませんでした。
だってこちらは上映予定の写真見たらとことん楽しそうじゃないですか!
ラドクリフ版は最後はほっと胸をなでおろしますが
小さなラドクリフ君が邪険にされいじめられ苦労する姿が痛々しかったので。
今日はとても楽しめました。
しましまさんもhedgehogさんもウィショーさん押しのところ申し訳ないのですが
個人的にはローリーさんのミスター・ディックですね!
いやローリーさんと言うよりキャラ設定に惹かれたのかな。
チャールズ1世に取り憑かれてメモを大量に書き散らしていたのは原作通りなのかしら。
それを凧に貼り付けて揚げるという発想も、揚げているシーンも好きです~
ラドクリフ版との大きな違いは
ミスター・ミコーバーの働きがしっかり描かれていることです。
ヒープの不正に気づきミスター・ウィックフィールドを気遣い心が重くなりますが
証拠が揃うまで周りに悟られないようにたった1人で抱え込んで調査を続けます。
借金だらけの冴えないおっさんでしたが仕事をくれたミスター・ウィックフィールドに
そういう形で報いることができました。
あと、ドーラが亡くなる場面は直接はありませんでしたが最後病床にアグネスを呼び
彼女の気持ちを知っていてデイビッドのことを頼んだようでした。
パテル版では彼の書く物語から退きますみたいな表現でしたね。
いずれにせよ、映像もきれいだったし他のキャストもとてもよかったので
原作を読んでみたくなったのでとても困っています(笑)。
すみません。訂正です。
>借金だらけの冴えないおっさん
借金だらけだけで見かけは冴えないけど
家族想いの陽気なおっさん でした!
時間差での上映開始だったのですね!
見たいとおっしゃってたので、感想が気になってました。
>>チャールズ1世に取り憑かれてメモを大量に書き散らしていたのは原作通りなのかしら。
それを凧に貼り付けて揚げるという発想も
ローリーさんは私も好きですが、本作ではちょっと背格好がカパルディさんのミコーバーと
かぶって見えたのが残念です。ま、ご本人の背格好が似てるから仕方ないですが。
ミコーバーさんが苦労の人なのに比べ、ミスター.ディックはさすが中産階級、
やること、苦悩にも余裕があっていいよな〜と思いました。
そういえば、ダニエル・ラドクリフくんのデビュー作もこれなんでしたね。
そちらでは成人後よりも子供時代の方がメインなのでしょうか。
>>原作を読んでみたくなったのでとても困っています(笑)。
ふふふふふ、読みたいもの、大量増加。
>時間差での上映開始
そうなんですよ。ミニ・シアターなので日本公開日よりも遅れる場合がありますが
けっこうマイナーなものの上映もあるので助かっています。
それで「みんな我が子」の上映希望を出したのですが反応がないので
そろそろもうひと押ししようかと思っています。
>背格好がカパルディさんのミコーバーとかぶって見えた
そうでしたね!長身で細身。
なんとラドクリフ版ではそんなに身長のない太めのおじさんという感じで
見た目は似てましたね。正反対ですが面白い共通点。
そして
>苦労の人なのに比べ、ミスター.ディックはさすが中産階級
服装やヘアスタイルにもその差が表れてました。
すみません。また書き忘れです。
>成人後よりも子供時代の方がメイン
おそらく青年になってからの方が長いと思いますが
少なくとも伯母さんを訪ねて歩いていった時はまだ子供のラドクリフ君でした。
ちなみにディケンズの5世代後の子孫ハリー・ロイド君も出ています。
当時16歳前後でヤング・ステアフォース役です。
彼にとってもこれはデビュー作のようです。
>>ミニ・シアター
どんどん姿を消している独立系、応援したいですね!
今コロナで足繫く通うのも不安ですが、
好きな映画を上映してくれたら一つでも席を買いたい、
でもその映画館に行くまでに通る電車や繁華街が怖い、
~以下どうどうめぐり~
>>ディケンズの5世代後の子孫ハリー・ロイド君
文豪の子孫が俳優に?!
知らなかった~とウィキってみたら、私も見たことある映画やドラマに
多数出演されてました。しかも、
>>Oxford University Dramatic Society
にはいっていたんですね、私は彼の来日時ではないですが、
その劇団大好きで何度か東京で見に行ってます^^ 急に一方的な親近感が。