ちょいと用事を丸の内で済ませたら午後5時、東京ステーションギャラリーがまだ開いている時間のようだったので、展示があれば見てこようと「大阪の日本画」というのを見てきました。
わかるようなわからないようなタイトルですが、文字通り大阪出身または活躍した近代の日本画なんだそうです。詳しくはリンク先の公式をよかったらご参照ください。
6時に閉館なのでとても空いていて好きなように鑑賞できました。日本画と言えど中国の水墨画のようなのあり、風物や文化を描いたもの、動物モチーフ、美人画、その他いろいろあって、日本画でも人物が立体的に描かれたものもあり、「これが日本画の全貌か!」とはなリませんでした。
そもそも今こういうものが見たい!と思うのは自分の絵の方向性でうろうろしていて、パソコンに向かって資料を検索するのにも飽き、全く自分が今まで見たことなかったものを見てみたいと思ったのですが、画家の先生方の絵をいろいろと見ると、自分の好き嫌い、興味のあるものがよくわかるなあと思いました。
一番好きだったのもは、木谷千種という女流画家の「芳澤あやめ」というタイトルの
山岸涼子かとも思える婀娜っぽさ!ダントツ1位!タイトル見て女優さんか、その割にこの迫力はなんなんだ・・・とギャラリー内で思いましたが、改めて作品リストを見たら英語でYoshizawa Ayame(Kabuki Actor)とあるんですよ!そうだったのか〜
ということで、いつか、これくらい妖しい絵を描けるようになりたい。
当面は「鮮やかで綺麗、かわいい」のもやっぱり好き!とわかったので、安心して少女マンガ路線は極めたいと思えました。
ウン、見てよかったな。
私も関西人のはしくれですが、生まれ育ちが京都/滋賀なので大阪には全然詳しくありません。それだけに、しましまさんの紹介でこの展覧会にはすごくそそられました。
おまけに、考えてみたら私、東京ステーションギャラリーにもこれまで一度も行ったことがないかも?! 何てこった、今度こそ行ってみなくっちゃ!
そんなわけないですよね~(滝汗)
浮世絵っぽいのにこの展示には日本橋も上野も出てこないので私には別世界でした。
ステーションギャラリーは内部もレンガが残って雰囲気あったり何といってもその名の通り駅近なのがストレス少ないです。