きのう、ダンナさんがクリケットのプレイ中、
私は
こちらの講演に行ってまいりました。
元ミス・ユニバース・ジャパン・ダイレクターのイネスさんと
2010年ミス・ユニバース・ジャパンの板井麻衣子さんの
大学での「公開講座」、
抽選に当たる
という幸運に与ったのです
撮影禁止でしたので、お見せできないのが残念ですが、
ステージには、司会の女性の紹介で
まず板井麻衣子さんが客席の後から登場、
客席の階段を降りてステージまで歩く姿が
間近に見れるという嬉しい演出でした。
ミニのブルーのドレスにもちろんハイヒール、
モデルさんのように手、足、首(これ重要)が長いです
続いてイネスさんも後方から
予定では階段を真っすぐだったらしいですが、
途中で別のの通路へそれて、
少し長く歩いて、
途中客席の人達に手を振ったり、
手を合わせたりしながらのスターの凱旋でした
(いい意味ですよ、純粋に)
家でほとんどテレビを見なくて、
彼女の本を読んだという知識しかない私に
大胆でフレンドリーな人という印象が
衣装は、アシンメトリーなピンクのTシャツドレスに
ジッパーつきレギンズ、
そして、もちろん、ハイヒール
ドレスには大きな「9」のアップリケがついてるけど
テレテレと落ちる素材なのと
大きなイヤリング、ネックレス、ブレスレットのせいで
カジュアルとエレガンスのミックスさがオリジナルです
トークは、
板井さんがミス・ユニバース大会にむけて
イネスから教わったこと、
自分の変化、気づいたこと、
そして、司会者に促され、
イネスから日本人女性へのアドバイス、
さらに、
講演を主催した「立正大学」から三人の学生さんが登場して、
その場でイネスから「もっと輝くためのアドバイス」を受け、
学生さん達の before & after をステージ上で見れる
というものでした。
イネスさんから板井さんが教わったことと
客席へのメッセージは同じで、
かなりおおまかに要約すると
「自分の長所を見つけてそれを表現すること」
「日本人の控えめさは美徳だけど控えめすぎる」。
ステージに立つ時に1列に直立不動で
手を前で合わせるポーズ、
道を大勢で移動する時に、きれいに2列になって歩くことなど
こういうことって、
私達日本人は学校で全員仕込まれますよね
「皆にしたがって他人に迷惑をかけない」
「女性は手を前で合わせるとお行儀が良い」
など、良識のある両親なら、
育ちのいい娘にするために教えることです。
イネスに言わせるとこういうことは
輝くためにはやってはいけないこと、なのです
皆に埋もれる努力をしていては
あなたはそこに存在していないし、
もじもじと歩いていたら
マンガのようなかわいいペンギンちゃんだそうです
それから、
態度だけでなくファッションについても、
「もっと体型や肌を見せて美しく!」。
よく日本人はスリーサイズを聞いたりして
気にしているのに、
ブカブカの服ばかり着ているので、
たとえ90・60・90サイズの人でも
90・90・90、に見えるとのこと
若い女性はきれいな脚をしているのに
みんなタイツで隠してしまってはもったいないとのことです。
髪も同じくみんなロングヘアをおろして
首やあごのラインがきれいでも顔を隠してしまう・・・・
実はつい最近も、
日本語を教えているフランス人女性と、
日本とフランスの違いで盛り上がっていたので、
同じようなことを、
「美しさ」という切り口で見るとこうなんだ~
と
目からウロコでした。
日本とフランスは社会の受け止め方が違います。
日本で育っている私達が「自分を表現する」って
控えめで自身なさそうに見せて、
「私はたいしたことない人間ですが、
悪い人じゃありませんのでどうぞかわいがってください」的な
メッセージを出すことが多くありませんか
実際、私はそういうふうに上司に教わりましたし、
それが日本の社会の処世術だと思います。
でも、それ、いつもやってると、
肩が凝っちゃいますよね~~
イネスも言っていますが、
「日本人の控えめさと自己表現のバランスを整えれば
板井さんのような美しい人になれる」。
そして、
「どうしたら自己表現できる自身が持てるのか
」という
客席からの質問の答えがコレです
板井さんもやらされたそうです。
「紙の半分に自分のいいところ、半分に悪いところを書き出す。
どんな小さなコトでもいいから思いつくことを全部書く。
そして『いいところ』だけをいつも思い出す」
さあ、さっそくやってみましょうか