Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

Prince

2013-08-23 00:18:00 | いろいろ
モデルさんと写真を撮らせてもらいました。



名前はプリンス、呼び名はプリンスィーです!

名詞もいただきました・・・!



ブログもあるんですよね~ 
最近更新してない(フェイスブックにシフトしてる感じでしょうか)みたいだけど
元マラソン選手の高橋尚子さんとも一緒にお仕事されたようです。

とってもいい子で、お会いしたのはJのワインバーで催されたとある誕生日会だたのですが、カウンターの高い椅子に座ってお行儀よく、カメラを向けられると、私などよりもよほどプロらしくキメポーズが・・・・



休憩タイム♡LAトレンドレポ

2013-08-22 00:00:00 | ベネディクト・カンバーバッチ
20日夜、BS日テレの「L.A. Trend Report」という番組で、ベネディクトが梅宮アンナの解説で経歴をかなり詳しく紹介されました。写真のスライドショーやシャーロック、戦火の馬、スタトレも見せながら、生い立ち、俳優としてのキャリア、個人的なこととしてファッションや過去の交際相手にいたるまでボリュームありました。紹介なので対象はまだ彼のことを知らない人向けだと思うのですが、ひと言で「エリート校を出ながらドラッグや女で一流大学はあきらめた2世俳優で今大人気でイケメンじゃないけど演技見てると好きになるタイプでおしゃれで女性経験も豊富♡」ということです。・・・・なんとなく、番組製作者が、スターってこうだよね!こういうタイプがクールでいいじゃん!と言ってるように感じました・・・・異議のあるファンは少なくなかったようです。(笑)

私はテレビの前に鎮座して、来日インタヴュー部分だけ動画とろうと思ったら、あっという間にそれが終わってしまいスグそれに続いたゴシップレポートも偶然iPhoneに撮れてしまいました。

スタトレの公開も迫り、津波のようなプロモーションにオロオロしていますので、ちょっと息抜きにこの動画を貼っておきます。画質はダメダメです、すみません。

一息入れたい方、どうですか? ご一緒に・・・・






今日の「めざまし」は見られる自信がありません・・・(今どき録画できない家)
浴衣バッチさーーーーーーーーん!


シャモニー 

2013-08-21 16:32:00 | 国際結婚・家族のこと
夫Jの両親と弟ふたりが、この夏フランスのシャモニーへ行きました。



私は行ったことがないのですが、地図で見るとスイスやイタリアとの国境近くの、フランスの東の端っこです。この土地を初めて知ったのは、末の弟がスキー場にバイトに行った数年前のこと。私はイタリアのJの両親宅でクリスマスを過ごしていて、末の弟もバイトを終え合流したのでした。その時以来、シャモニーとは苗場のような有名なスキー場で冬場だけ賑わうのね、と勝手に思っていたのですが、先月弟達は登山に行ったのです。そして老夫婦は街をぶらぶら。家族みんなでアイルランドに行った時にも、Jも含めた3兄弟は登山に行ってたので、またちょっとした崖があればどこでも登るのね、この兄弟は!と思ってました。

改めてシャモニーについて調べたら、シャモニーとは「冬のオリンピック発祥の地」で冬のリゾートとしてヨーロッパ1の人気であり、夏場は登山客で賑わうのだそうです!まったく無知とは恥ずかしい・・・・そうか、スキーできる山があれば、そこに登ることもできるのですね・・・

そんな有名な土地に、J以外の家族が、イタリア、イギリス、ノルウェーから結集したので、たぶんJと私への誕生日プレゼントも兼ねてお土産を送ってくれました。(お土産なんていらないから私も招待して欲しかったな・・・)

オピネルとは有名なんですってね

カラフルなフルーツナイフ

そう言えば、両親は年齢のせいか食後のデザートにはケーキ類ではなくいつもフルーツを食べます。その時、きれいにむいて切って盛りつけたりはせず、いつもフルーツを盛っている大皿から直接リンゴとか桃とかを掴んで、自分がディナーを食べ終わったお皿の上でむいたり切ったりして食べるのです。きっとそういう時に便利だと選んでくれたんだと思います。

アンティーク風の缶

側面はモダンなデザインの謎

中身はビスケット

フランスのビスケットはバターたっぷりで美味しかったです。

そして、M用だと思いますが、文字を組み合わせてカスタマイズするブレスレット。



下の方には♡や☆のほかに動物モチーフもついていますが、狼とか山羊あたりはヨーロッパの山にいそうですけど、なぜに「イルカ」のモチーフまで・・・?特にシャモニー土産ではないということ?

なんてことを私が見ながらブツブツ話していたら、夫から何の脈絡もない提案が飛んできました。

「You can make S T A R T R E K.」

昨今の私の言動からは、返す言葉もありませんでした。



英国の至宝

2013-08-20 20:57:00 | ベネディクト・カンバーバッチ
ベネディクトが7月の再来日以降、       
mikuさんの写真

①空港や舞台挨拶で歓迎・ニコ生中継、テレビ生放送でを見る


②ネットニュースやツイッターで写真や動画を見る
SALIさんの写真

③雑誌という紙媒体で来日記事や写真・スタートレック宣伝を見る
最も表紙を飾った俳優!

と露出が続き、「スタートレック イントゥ ダークネス」(長いよな・・・)全国公開を今週末に控え、雑誌とテレビでも増々ベネディクトを日本のお茶の間で見られる機会が来る予定ですね!!特にテレビは、新しいファンが増える最大のチャンス、自分が見られるのとともに嬉しいです。ここでまたファン層が拡大すれば、ベネディクトの人気とともに出演作公開が拡大され、お金になればまたプロモーターも日本に招聘するでしょう。自分が売れて認められれば俳優も嬉しい、そしてスターとファンの絆はビジネスと共に固くなるのです♡


ここ1か月、その記事に目を通し、何度か読んだフレーズに「トム・クルーズ、ブラビ、ジョニデ、ディカプリオ以降出なかった洋画人気を復活させるスターとして期待される」があります。・・・「新進ハリウッド・スター」というタイトルも何回か聞いたし・・・確かにハリウッド・スターなんだけれど、やっぱり違和感を感じる。たぶん、ハリウッド・スターは世界で最も成功した俳優の代名詞だけれど、ベネディクトはイギリス人で、イギリスが活動の拠点です。イギリスの演劇界とテレビ・映画界で彼が歩いた後に残された宝石は、彼のキャリアであり私達ファンもその大小の輝きを愛して来たからこそ、アメリカの映画に出ればそれを喜び、ついに来日となれば成田に歓迎に行き、日本の雑誌に出れば自分との絆のように買うのじゃないかしら。突然ベネディクトとファンの存在に気づいたプレスは、ファンの熱心さに「アイドル」と言いかけて、いやでも37歳の男をそう呼んでいいものか、いくら人気があるようでも躊躇してるのが行間に読み取れて可笑しい。

ハリウッドに表れるベネディクトだけ見ては理解できない彼の代名詞が「英国の至宝」。英語だとNational Tresure ですので直訳すると国宝(笑)。昨日は結局いつ誰がそう呼び出したのか2011年のThird StarのThe Timesの記事しか見つけられなかったけど、世界に広まったのは5月のSTIDロンドンプレミアでの紹介だったようです。

私は全然舞台にもドラマにも映画にも詳しくないけど、そう呼ばせる理由のひとつは、キャリアに2面性があるからだと思う。
まず、古典を含む舞台(シェイクスピアもの、ヘッダ・ガブラー、アフターザダンス、フランケンシュタイン等)、実在の有名な人物役(ピット首相、ホーキング、ゴッホ)、ラジオで古典の朗読、演劇界の大御所ラティガンのドキュメンタリーのナビゲートなどにより、正統派俳優、伝統芸能の演劇人として歌舞伎役者みたいな泊がある。

正統派!

Rhinoceros

さらに一般イギリス人の愛する原作作品(To the Ends of the Earth、Starter For 10、ブーリン家の姉妹、ミス・マープル、TTSS、ホビット、シャーロック、パレーズエンド)出演で身近な国民的アイドルの地位を併せ持ってる。
キャリアの評価だけでなく、シャーロックで人気が出てから、育ちやお人柄もなかなかじゃないかと一目置かれ、それなのにキャビン・プレッシャーでコメディもできること、トーク番組でポッシュ坊ちゃんなだけでないと発覚し、尊敬と親しみをもたれてのロンドンオリンピックBBC開幕宣言だったのでは。

お茶目トップギア

海外情報はアメリカフィルターを通して日本に来るのは、今日のBS日テレ「LAレポート」でもハリウッドで英国人俳優が大活躍、って切り方でしたから健在です。そういうワンクッションおいてベネディクトの存在を理解しようとする日本人ライターには、ベネディクトがなぜ「英国の至宝」なのかピンとこないし、愛される有名人=アイドルって(笑)文を書くお仕事なのだから語彙力発揮していただきたいなあ。(確かにファンにとってはアイドルなんですけどね~!私の写真のチョイスを見れば明らかですね)




ちなみに、他の「英国の至宝」さん達はこんな方々です・・・

スティーヴン・フライ
Sir David Attenborough  
・ Sir Patrick Moore (天文学者)
・ Stirling Moss (レーサー) etc...
さらに、人間以外にはストーンヘンジも。


ただし、Wikiによりますと、こんな文章も見つかりました。
In 2013 the British satirical magazine Private Eye began running a column poking fun at the trend for increasing numbers of well-known people to be referred to in the press as "national treasures".
(やたらと有名人を「至宝」扱いするメディアの昨今のトレンドにツッコミを入れるコラムが雑誌で連載され始めた)

ということで、ベネディクトの称号「英国の至宝」も、こんなジャーナリストの流行に乗ったものでもあるのですね。






僕が星になるまえに

2013-08-19 22:20:00 | ベネディクト・カンバーバッチ
10月26日公開

このタイトル、ベネディクトファンの間で評判悪いみたいなんですけど、私は気に入ってます。エズラ・ミラーの「We Need to Talk About Kevin」が「少年は残酷な弓を射る」になったのは腐女子狙いが鼻についたのですが、「僕が星になるまえに」って70年代の少女マンガみたいに単純で、何より主人公ジェイムズが、言いそうな台詞だと思うんです!もし日本語を話してたら、絶対言うよ!と勝手に決めています。

この映画については以前にも原題「Third Star」でちょっとだけ書きました。今日書き出したのは、実はベネディクトが「英国の至宝」と言われることを書きたくて、はて最初に言われたのはいつだったかと検索してたら、この映画宣伝用のThe Timesの記事が出て来て初めて読んだからです。

リンク先は英語ですが、ネタバレを含みます。以前のブログでもネタバレは書いてませんので、差し支えのない部分だけちらりと・・・・。もうご覧になった方は頑張って英語記事を読んではいかがでしょう♪

記事部分:At 34 Cumberbatch is far too young to be a national treasure, but his certificate is in the post.
34歳ではまだまだ国宝には若過ぎるが、認定書は時間の問題だろう。

役作りについて、本人は頭を剃りたかったけれど(癌患者らしくするためでしょうか):
ベネディクト談:“but I was slated to play Sherlock, so I couldn’t”
「シャーロックを演じることになってたからそれはできなかった」
ー それで代わりに痩せて顔色悪くなることにして、
“I ate healthily, but there was no snacking, no drinking, no bread, no sugar, no smoking. Afterwards I had a pork belly roast.”
「健康的にダイエットしたけど、おやつもアルコールもパンも甘いものも煙草もやめた。終わった後で豚のバラ肉のロースト食べたよ~。」

私がこの記事を読んで一番ハッとした部分がここです:
Dalton thinks that anyone could have played the role of James for sympathy, but Cumberbatch dared to bring arrogance and anger to it.
監督Hattie Dalton談「ジェイムズ役は同情をひくように演じることは誰にでも出来ただろうけれど、カンバーバッチはあえて傲慢さや怒りを役作りに取り入れたんです。」

これ、すごく納得しました!この映画は、悲しくて見るに耐えないという声を聞きますが、私の心に残るのは、悲しさだけじゃなかったんです。その得体の知れない複雑な感情の一部は、そこから来てたんじゃないかと!それで私はジェイムズに同情するのではなく、共感しまして、そこが「死」という思いテーマを扱った作品の救いとなったのです。



それから原題の由来はこちらにも書いてあるように作中のジェイムズの台詞です。筆者は邦題「覚醒」で有名なベネディクトの非公式伝記作家のRynnette Porterさん。

“Third star to the right, then on toward morning,” James says, only to be corrected by one of his friends; “I thought it was ‘second star’” (which it is, according to Peter Pan).
「3番目の星を右に曲がって、そして朝を目差す」とはジェイムズは言うが友に訂正される;「それって『2番目の星』じゃなかったか」(ピーターパンによるとそれが正解)

映画の設定で、29歳のジェイムズは30歳になるまで生きられないだろう、となってるのですけど、どういう意味なのか考えると、邦題の意味も何だかそこに関係ある気がするのですよねえ。。。




「英国の至宝」についてはまた改めます。