Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

贅沢品もプチプラも

2014-09-10 22:49:00 | ファッション
贅沢品は大好きですが、一方でプチプラのお買物も楽しいものです。

今期のGUは、マリー・アントワネットが取巻きとオバカな会話をするというCMで、贅沢とプチプラのアンビバレンツな世界が楽しいです。動画は日本語版ですが、英語版もあります。



今日、さっそくGUでショッピングして来ましたら、「袋」にもそのスピリッツが宿ってまして、だけど豪雨の中、濡らしちゃいけないって、傘がなかったから胸に抱きしめて帰宅したので袋はグチャグチャに。写真が醜くてすみません!

レディがアランセーター持ってるw

ボー・ギャルソンもニット帽ww

そして、購入品はこちらです!



ピンクのタンクトップ・・・パンクなメッセージベアに一目惚れ
豹柄のスニーカー・・・ジーンズにピッタリかなと
タータンのバナナクリップ・・・仕事の時に髪を束ねる
ソックス白と黒・・・長め丈のクルーソックスは日本には少ないし綿65%で薄手
ベージュのスリップ・・・上がヒートテクみたいな素材でスカート部分がツルツル素材。
            去年はこれの黒を買ってベージュも欲しいと思ってたら今年は出た♪
            ニットワンピを着る時の必需品なのです。

合計¥4.360、大変満足です。



アレクサ・チャン it & LONGCHAMP

2014-09-08 22:46:00 | アレクサ・チャン


アレクサ・チャンの本「it」を買おうかな~と気長に考えていたら、キンドル版も出て、日本語版も出ました。そして日本の本についてる「帯」をふと見たら限定3000部という文字が目に!・・・それで買ってしまいました。3000部って、全国の本屋さんの数よりも少ないと思ったら、本屋で見かけたのは運命なんじゃないかって思えて・・・

日本語タイトルは「IT アレクサ・チャンに学ぶオシャレの秘密」・・・読んでみて、なぜ私がアレクサと彼女のセンスが好きなのかよくわかりました。答は簡単・・・映画とか音楽とかの、好きなものが似てたからでした。「愛の嵐」のシャーロットから「ヘザーズ」のウィノナ、「アダムズ・ファミリー」のウェンデイ、60年代のミック・ジャガーとジョージ・ハリソン、ジェーン・バーキンとマリアンヌ・フェイスフル・・・

アレクサは今2014年ロンシャンのキャンペーンに出ています。



キャンペーン動画は、本日、秋冬が公開になりました。
英エルの記事

そしたらなんと、そのビデオの中で、本人がこのピンクの本「IT」を読むシーンもあるのです!わー、買ってよかったわ~♡



不思議の国のアリスのようにお屋敷をさまよいながら扉を開けてまわるストーリーがかわいいです。




新米刑事モース 0203 Sway

2014-09-06 22:25:00 | モース&ショーン・エヴァンズ
新米刑事モース2のcase6と7をWOWOWのオンデマンドで見ました。日本語で見ても解けない謎が2、3あって、自分の頭の回転の悪さが恨めしいです!

再放送の9/25 16:00~一挙2話放送の時にテレビで見るか、英語DVDを見返そうかと迷って、結局どっちか決められないまま、次のエピ「Sway」をDVDで見ました。

ここでENDEAVOUR シリーズ2のエピ 英日リストの整理

0201 Trove = case 6 消えた手帳
0202 Noctune = case 7 亡霊の夜想曲
0203 Sway = case 8 ?
0204 Neverland = case 9 ?

今思うと、英国で放送された3月~4月に、とっても映りの悪いitvオンデマンドで見たきり、シリーズ2はDVDを買ったのに見てなかったと思い当たりました。このブログの4月を見てみたら、義理親や友人が泊まりに来ていたし、NTライブ「フランケンシュタイン」、「8月の家族たち」、NTライブ「コリオレイナス」、「パレーズエンドで英語ワークショップ」などでアップアップして、機を逃していたようです。

「Sway」は日本語版の予習として、しっかり見ました!高級デパートが舞台、私は見たことないドラマ「セルフリッジズ」ってこんな感じかな?と60年代のお店にうっとりしつつ、既婚女性連続殺人と交錯するサーズデイ警部の過去にじんわり・・・。シリーズ2の前半2話では、モースが父の死と銃弾の傷から立ち直れないのを心配するサーズデイでしたが、今度は心ここにあらずで元気ないサーズデイを心配するモースが頼もしく、サーズデイ婦人の台詞"You're like two peas in a pod. I'm glad he's got you to keep an eye on him."が胸にしみます。日本語訳はどうなるのかな。「ふたりともそっくりね。でもあなたが彼についててくれてよかった。」・・・とか?

では放映前にあまり語ってもあれなので、ちょっとどうでもいいトリビアなど。

実は、60年代のオックスフォードにあるデパートとされたBERRIDGESの外観はどこでロケしたんだろうと調べてみたんですが、結局突き止められませんでした。内部はレディングにある古いデパートJackson'sだそうです。
その記事→ 

このエピのHugginsさん役をやったRobさんによれば、デパートのシーンはUxbridgeでも撮影されたそうですが、古いデパートはあれどあの外観の建物ではないんです・・・。
その記事→ 

外観では成果があまりありませんでしたが、インテリア・デザイナーStephanie Nicollのサイトに、モースの部屋や、死体を解剖する部屋、サーズデイの物置(?)、警察署モースの机などの写真と見取り図が掲載されています。下の方までスクロールすると、0202で展示品を盗まれた博物館の写真などもあります。



上のリンクより、モースの部屋。かわいい!シンクの下の花柄カーテンとか。でもイギリスの賃貸は家具つきがほとんどなので、カーテン、ベッドリネン類、電化製品、食器なども家主の趣味で揃えられていることもあり、たぶんモースは身ひとつで引っ越して来たって感じですよね!

幻のミントン

2014-09-04 19:31:00 | イギリス
近所の骨董屋で「ミントン」という知ってる名前のお皿がお手頃な値段だったので買いました。苺のレリーフが素朴で気に入りました。


カップケーキ型のリップクリームです

裏のロゴを見てちょっとびっくり。なぜかミントンはイタリアのブランドだと思っていたけど、MADE IN ENGLANDだよ。しかも創業は1793年となかなか古い。ルイ16世とマリー・アントワネットが処刑された年です。



これを機会に「ミントン」を調べてみたんですが、情報があまり出て来なくて?????

日本語ウィキには「1856年に王室御用達となる」と書いてあるけど、今現在の日本法人も輸入業者もわからない。販売しているオンラインショップなどはあるようなのだけれど・・・・

英語Wikiのhistoryを見てちょっとわかりました。「ミントン」は戦後、創始者の曾曾曾孫であるディレクターにより工場が再建されるが、50年代に「ロイヤルダルトン」に合併された。80年代には種類は少なくとも質の高い職人をかかえて生産するも、「ロイヤルダルトン」は2005年に「ウォーターフォード・ウェッジウッド」グループに吸収されました。

現在WWRDというグループ名で「ウォーターフォード」「ウェッジウッド」「ロイヤルダルトン」「ロイヤルアルバート」の4つのブランドをかかえ、個々のサイトがあるのですが、「ミントン」は影も形もありません。「ロイヤルダルトン」のサイトで検索してみましたが、ヒットはゼロ・・・

イギリスの老舗の興亡をまた見てしまったようです。家族経営で復興を試みるが財務がまわらず人手に渡り淘汰されたドラマが一瞬にして脳内再生されてしまいました。


実は、食器などには疎い私がなぜ「ミントン」を知っていたかと言いますと、1990年にロンドンで語学留学をしてた時、アルバイトをしていた店で扱っていたからなのです。その店とはボンド・ストリートにあった「ANA/高島屋」。外国人は英国人の仕事を奪ってはいけないので、法律上「日本語を必要とされる」職種にしかつけません。日本からの観光客を主に顧客とする日系の店では、お土産に人気の英国ブランドを揃えていたのです。イギリスの音楽とファッションしか知らなかった私が保守的な贅沢ブランドを売るなんて・・・ロックねえちゃんにはちと辛かった・・・

日本の値段の半額以下だと言って、大量に買って行ったJALスッチーやツアー客のことを、仲良しのイギリス人スタッフと陰口たたいて、その時「arrogant(尊大な)」という単語を教わりました。その頃はJAL自体がarrogantだったんだもん。でもよく考えたらANAでお買物することが彼らにとってはジレンマであのような態度だったのかしら?

時をへて、自分がウェッジウッドやミントンを手にしてしまうとは。

でもおかげでもう作られてない「ミントン」が。そういう物への愛着は人一倍あるので、そういうタイミングで私の手に回って来たのですね。


LOVE HATE

2014-09-03 21:13:00 | ベン・ウィショー
ベン・ウィショーと、彼と「情愛と友情」で妹役だったヘイリー・アトウェルが出ている短編映画「LOVE HATE」を見ました。



20分なので短編にしては長い方のこの映画、面白いです!BBCのサイトにあるので、どなたでも無料でご覧になれるんですよ。英あまぞんやあいちゅんで買物しなくてもいいんです。騙されたと思ってご覧になっても20分の辛抱です。英語も、犯罪捜査でもシェイクスピアでもなく日常会話なのでやさしいです。

お席はこちらです~




*あらすじ

街角で署名活動の仕事をするトムは「いい人」だった。彼女に「あんたって本当にいい人ね」って1週間前にフラれるくらい。通行人に冷たくされ落ち込んで
不思議な美女に出会うまでは。トムの家まで上がり込んで出て行かない彼女は「彼の中の憎しみ」そのものなのだと言う。。。。



初めはいい人柄のせいでだた押しの強い美人に逆らえなかっただけのトムも、親切にしてあげた時に当然と受けとめられる苛立ちとか、バスの中でうるさい子供へのムカつきなど、自分の中のネガティブな感情を彼女に指摘され、それを自分で認めた開放感からトムは彼女から離れられなくなってしまう。

そんな彼が悪への道を転がり落ちるのはいとも簡単、しかし、「悪トム」もいい、顔つきが邪悪・・・本当にガラが悪く、悪さする時のはしゃぎっぷりは天性の悪魔。いやもう~


どうも、もともと教育的、道徳的なテーマの心理劇なんですが、主役ふたりがいいし、ちゃんとオチもあってブラックなエンターテイメントにもとれるのですよね。こんなかわいい作品を隠し持っていたとは、BBCめ。


このLOVE HATEの監督、脚本の2人組のうちひとりはBlake Ritsonで俳優としてDa Vinci's DemonsやUpstairs Downstairsなどの有名なドラマも含む数多くの作品に出演している人でした。LOVE HATEとっても気に入ったので、また監督もして欲しいです。