Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

picardで野菜のごちそう

2022-02-04 22:09:00 | たべもの
今年は元旦から入院で始まったものの、まだガスレンジがちゃんとないので料理をする気が10%くらいしか溢れ出ません。そこで野菜料理を食べたい、でも手軽に特別おいしいものを・・・とフランスの冷食専門店ピカールに行きました。職場から徒歩15分なのでやる気の出た時には行きます。リンク先でオンラインショッピングもできます!

本日のチョイス①芽キャベツ

好きなんです^^



本日のチョイス②マロンとアプリコットのポワレ

これぞフレンチブティック(英仏混ざっちゃった)にしかない冷食!



芽キャベツは電子レンジで10分ほど。水大さじ6とバター15gと胡椒加えただけ。



マロンとアプリコットの煮込みはお鍋で加熱しただけ!調理&調味済みの製品なのでお値段1000円くらいと高かったけど、栗を剥く手間を考えると8時間仕事した後にはできない技です。マロンの甘味とバルサミコの酸味が甘党のおかずにピッタリ。



どちらも期待通りの美味しさでした!後、「アーティチョーク」も購入してきました。夫も好きなので明日帰って来たら一緒に食べようかなと。これも日本ではなかなか見ないので野菜でもテンション上がり、健康と欲望の双方が満たされそうです。


ハリー・ポッターと魔法の歴史展

2022-02-03 19:06:00 | その他の映画・ドラマ・舞台


ずっと気になっていた東京駅ナカのステーションギャラリーが「ハリー・ポッターと魔法の歴史展」をやっているのでいい機会!と行ってきました。

東京駅の丸の内側の改札は、この華麗なヨーロッパ風のが北と南と2箇所あります。南には2階テラス部分に虎屋カフェがあったりホテル直結、KITTEもお向かいで開けてるのですが、なんとあまり行かない南の方にこのギャラリーがあったんですね。東京駅は日本の玄関らしく煉瓦造りの歴史的建造物を修復後も維持している日本では稀なケアの行き届いた建物なので、ハリー・ポッターの世界に相性ぴったりでした。

そして展示は、もともと大英図書館での企画だっただけあり、魔法について書かれた本とその魔法が「ハリポタ」内でどのように出てきたかの解説、それとイラスト版「ハリー」本のイラストレータージム・ケイの絵、そしてそして原作者JKローリングの描いたイラストもあります。ローリングが絵も描くとは知らなかったのでそのうまさにびっくり!

さすがの大英図書館というだけあって、大英博物館のように世界中の本があるのも今回感心した点。イタリアやフランスなどの近場だけでなく、植民地だったアフリカや中国の本、日本のもありましたよ。

その日本からの展示でまたびっくりしたものは、カッパや人魚のミイラです。怪しい人がいたもんだなあ・・・

本ではない現物の展示では、国立海事博物館からの太陽系の模型など図書館以外からのレンタルもあって、厚くて重い、マーリンが読んでそうな魔法の古書から当該のページを集めるだけでなく、立体的な展示を作ろうという企画者さんたちの知識と作業量を想像すると頭が下がります。2500円の入場料は高いなあと思いましたが所々経費を考えると適正価格。

展示には本「ハリー・ポッター」からのシーンがちりばめられていて、ホグワーツの教科別にコーナーがあり、そのタイトルを久しぶりに見るとPotions, Alchemy, Herbology, Charms, ・・・と単語がとても懐かしく英語で読んだおかげで日本語よりもストレートに脳裏に蘇ります。Charmsなんてハリーで初めて「呪文」という意味があることを知り、もっと普遍的な意味の「お守り」と同じなんて、と思っていいたら派生した意味だとの解説が添えられていました。

個人的にきゅんときたのは、3巻に出てくるヒッポグリフのバックビークが可愛いことを思い出し・・・ヒッポグリフとは普遍的な魔法動物だったみたい。下は展示もされているジム・ケイによるバックビーク。ローリングが個人的に気に入ってイラストを依頼しただけありますね。



それとシリウス・ブラックの名前はおおいぬ座の中で最も明るい恒星シリウスに由来すると知ったこと。太陽のような名前にブラックという苗字の組み合わせがなんともヒネていてカーテンの向こう側に行ってしまう暗示かよとブルッときました。

東京では3月27日まで展示されていて、その後4月8日には「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」が控えています。





広がるウィショーさんの言葉

2022-02-01 23:19:00 | ベン・ウィショー


↑ ザ・ガーディアンより

1/29にもリンクを貼ったインタビュー記事ですが、訳もしたいところ長文に手をつける時間が取れないでいたら、あちこちのメディアがここから一部抜粋して「Qは不満」のような記事を書いてるのをさっき発見してしまいました。

確かにインタビュー中「No Time To Die」で「Qにはボーイフレンドがいる」ことがわかるセリフがたった1行だけ登場していて、それはQのセクシュアリティの暴露にしてはそのセリフに続くセリフもシーンも後にも先にも何もないことへの気持ちとして「 I remember, perhaps, feeling that was unsatisfying.」とインタビューがあった時に後から脚本を初めて読んだ時を回想してウィショーさんが言ったことなんです。

この話題は結構長く、インタビュアーの意見も含めて前後あるのに「unsatisfying」をあえて切り抜く他のメディアのアクセス数稼ぎ見出しに私は心が震えました。

まさにこのインタビューの締めのあたりで、ウィショーさんは「矛盾するものが大好き、曖昧で多義的なものが。」と発言しています。

それを全く無視した記事の切り取りでパパラッチのようなことを!

実は去年の秋にも同じようなことがあったのを覚えています。あれもボンド映画でのウィショーさんのインタビューで「ゲイの俳優によるボンドがいてもいい」という発言が短く切り取られ「ゲイボンド」という見出しがあちこちのメディアにババーーッと並んだのでした。

こんなことをされたら、インタビューでプライベートなことを語る気なんてなくなるのは当たり前。

「インタビューは大の苦手」と言いながら、心の中を一つ一つ言葉に変えて出してくれるウィショーさんの心が傷つかないことを願うばかりです。