つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

OK Boomer

2020年01月25日 | 徒然に、

1946年から1964年に生まれた世代を“ベビーブーマー”と呼ぶのだそうな、

日本では1947年から49年に“第一次ベビーブーム”

その子世代が1971年から74年が“第二次ベビーブーム”と呼ばれているので、

私もそうだが旦那もかろうじて外れていると考えてきた

若い世代からしたら目くそ鼻くその話だが、

どちらかというと“団塊の世代”と呼ばれる私たちより直前の世代の

数の論理に圧倒されて人生を過ごした情けない年代と、

自らを“卑下”したくらいにしていたが、

そうかあ、世界的に見ると旦那も私もベビーブーマーなんですねえ…

 

グレタ・トゥンべリさんを代表とする若い環境活動家たち

彼らに耳を貸そうとしないリーダーたち

世代間で言い争うさまはなんとも哀しい風景です

他にも、中国本土の強権発動に危機感を抱いた香港の若者による抗議活動

黙っていられないと声を上げ始めた若い世代の大きなうねり

 

「大学で経済を学んでから来い」

そんな次元の話を彼らはしているんじゃないと私は思うけれど、

右肩上がりの経済の発展を良しとする資本主義の場合、経済を止める話はご法度なんだろう

でもね、大学で経済を学んでいない私にもわかることがある

未来永劫右肩上がりで成長を続けることが可能であるはずがない

我が国の首相は、未曽有の大災害のあと復興の為に経済発展を優先するとの賜った

経済の発展が回りまわって復興につながるという趣旨だったように思うが、

どこかは潤っているのだろうがそれがじゃあ直接どうかというと、

舞台で踊っている人のようには感じていないのではなかろうか、

不信感があるのに、見て見ぬふり聞こえないふりしているように思える

 

彼らは私たち世代を非難しているのではない

歴史に敬意を表しているからこそ、まったなしの地球の状況に慌てているのだ

これまで信じて進んだ資本主義の体制に対して、

違うのではないかといっているのだ

良薬は口に苦い 

若い人の話をよく聞くことから始めるのが、ベビーブーマーの務めではないだろうか??

彼らに「老人は黙ってろ!」と一刀両断にされていいはずがない

彼らの言い分を謙虚に聞き、経験という知恵で道を探すべきではないだろうか?

格差社会も、地球温暖化現象も、もろもろほかの問題も、

誰かの立場だけで考えて進んでいけることではないと、何もない私でも想像ができる

 

頼むよ、ブーマー世代のリーダーたち

誇りある世代になろう

 

切に、切に願っている

 

 

 

コメント (2)
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