友人に「一緒に行くはずだった友達が都合が悪くなったの、いかない?」と誘われた
三大テノール…プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス、ルチアーノ・パヴァロッティ
知識してはあったが、まっとうにこのコンサートを視聴したことが無かったので、
そんな上映会があるのかと「行く」と返事をした
歌曲は大学時代に“制作法”という授業で植え付けられた
当時はよくわからなくてちんぷんかんぷんだった
それでも年が上がるごとに、ジンとくるものを感じるようになって、
先日の歌舞伎と同じ…理解が及ぶのです
今回は“三大テノール”という実にわかりやすいものだったこともあるが、
大感激した
愛を語らせるならイタリア男だな…とその情熱にクラッときた
涙が出てきた場面がある
ニューヨーク公演で“ニューヨーク・ニューヨーク”を三大テノールがうたいだす
観客の表情がかわる、とてもうれしそうな表情をする
楽しそうに手を振る、リズムをとる
それを受けてパヴァロッティがにんまりとますます楽しそうに歌い続ける
彼らオペラ歌手の力はオペラにおいてよりその魅力を引き出せるが、
彼らがその土地、その都市に敬意を表して歌っているのが伝わって観客は大よろこびをする
このコンサートが東京で行われたのを覚えている
とんでもなくチケットが高かったし、あっという間に完売したはず
ああそうだったのか、と思った
映画の最後は、南アフリカでの公演の様子
マンデラさんが観客席にいる
サッカーのワールドカップの前夜祭で始まったこのコンサート
マンデラさんてすごい人だったんだなあと改めて思った
「CDほしいな」と私が言ったら、
「チョイスされているのじゃなくて、ローマ公演かなにか、
まるまる入っているのがあるからそれがいいよ」と友人が教えてくれた
この頃の実店舗でもネットでも、CDの棚の並びがよくわからなくて、
目指すものを探すのにしばし時間がかかる私だが、子どもの力を借りて探してみようと思う