「治療島」★★★★
セバスチャン・フィツェック著

新刊の「前世療法」の書評が良かったので、
とりあえずは作者の最初のこの小説から
読み始めた。
高名な精神科医が
行方不明となった自分の娘を
探しているうちに何らかの
重大な事件を引き起こし
拘束器具をつけられて、
精神病等に軟禁されている。
一体何が起こったのか、
ラストまで明らかにされない。
これはラストの驚きは
映像にした方が分かりやすいかもしれない、
どうも精神病院という設定が
まずは分かりにくく、
事実と虚構が入り交じって
頭に描くものと、
そこに描かれ目で追う部分がどうにも
一致しないのだ。
書き方というかここに描かれる展開は
確かに面白く、
一体どうなってるんだろうと
想像をかき立てられるが、
あと一歩その映像がうまく結び付かないのは、
何故だろうか。
読み易すぎるのか、
もう少しゆっくりと深く理解すべきところを
さらっと読め過ぎるのが
この複雑な小説世界を
平板な感じにさせてるのかもしれない。
「どうだった?」と聞かれたら
面白いけど、もう一つかな
そう答えるだろう。
実は次の作品も購入済み、
読みたい本が溜まって行くのは
嬉しいけれど、追い立てられているようだ。
soramove
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セバスチャン・フィツェック著

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読み始めた。
高名な精神科医が
行方不明となった自分の娘を
探しているうちに何らかの
重大な事件を引き起こし
拘束器具をつけられて、
精神病等に軟禁されている。
一体何が起こったのか、
ラストまで明らかにされない。
これはラストの驚きは
映像にした方が分かりやすいかもしれない、
どうも精神病院という設定が
まずは分かりにくく、
事実と虚構が入り交じって
頭に描くものと、
そこに描かれ目で追う部分がどうにも
一致しないのだ。
書き方というかここに描かれる展開は
確かに面白く、
一体どうなってるんだろうと
想像をかき立てられるが、
あと一歩その映像がうまく結び付かないのは、
何故だろうか。
読み易すぎるのか、
もう少しゆっくりと深く理解すべきところを
さらっと読め過ぎるのが
この複雑な小説世界を
平板な感じにさせてるのかもしれない。
「どうだった?」と聞かれたら
面白いけど、もう一つかな
そう答えるだろう。
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