「前世療法」★★★
セバスチャン・フィツェック著
柏書房、1680円、446ページ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/e7/7b7ec8e63bbab8148b97e16a42831414.jpg)
ベルリンの敏腕弁護士が
ガールフレンドから紹介された10歳の少年は
「僕は15年前に人を殺しました」と話し始める。
前世はあるのか、前世での罪は裁かれるのか、
「どうなってるんだ」
「そういうことも本当にあるのかな」
そんなふうに読み進めていった。
この本が三作目、処女作の「治療島」が面白かったので
最新作を即購入、行き帰りの地下鉄で読んだ。
で、どうだったかというと
あまり楽しめなかった、
「前世の記憶」や「前世の罪」など
キーワードは面白いし、
主人公の敏腕弁護士の混乱振りもいい、
一体この小説はどこに着地するのか
途中までは興味を持って読んだ。
だけど、途中からその興味は失速する、
どうしても都合よすぎて
そこに作り物ながらのリアルを感じられないからだ。
「あー、そうなっちゃったか」
でもこの厚い本を途中で飽きさせずに
最後まで読ませてしまう筆の力は感じる、
「治療島」が好きだっただけに、
次の作品も期待して待ちたい。
ドイツのミステリー仕立ての小説って
なかなかお目にかかれない、
もっとドイツの街や人についても掘り下げてくれたら
また別の楽しみもできる、そんなところも
期待したい。
「治療島」の感想はココ←
★100点満点で60点★
soramove
★参考になったらココもクリック!←ランキング上昇ボタン
最近は本はビーケーワンかアマゾンでネットで注文することが多い、
1500円を超えれば送料が無料だし、書店では定価販売だけど
ネットならポイントがつくからね。
★映画ランキングはこちら
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柏書房、1680円、446ページ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/e7/7b7ec8e63bbab8148b97e16a42831414.jpg)
ベルリンの敏腕弁護士が
ガールフレンドから紹介された10歳の少年は
「僕は15年前に人を殺しました」と話し始める。
前世はあるのか、前世での罪は裁かれるのか、
「どうなってるんだ」
「そういうことも本当にあるのかな」
そんなふうに読み進めていった。
この本が三作目、処女作の「治療島」が面白かったので
最新作を即購入、行き帰りの地下鉄で読んだ。
で、どうだったかというと
あまり楽しめなかった、
「前世の記憶」や「前世の罪」など
キーワードは面白いし、
主人公の敏腕弁護士の混乱振りもいい、
一体この小説はどこに着地するのか
途中までは興味を持って読んだ。
だけど、途中からその興味は失速する、
どうしても都合よすぎて
そこに作り物ながらのリアルを感じられないからだ。
「あー、そうなっちゃったか」
でもこの厚い本を途中で飽きさせずに
最後まで読ませてしまう筆の力は感じる、
「治療島」が好きだっただけに、
次の作品も期待して待ちたい。
ドイツのミステリー仕立ての小説って
なかなかお目にかかれない、
もっとドイツの街や人についても掘り下げてくれたら
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