

相続手続支援センター松本店のAqua

先日、私の担当するお客様の金融機関手続の同行を致しました。
その帰り打ち合わせがあり、お宅にお邪魔させていただきました。
相続人様は、70代のご主人。
奥様に先立たれ、第三順位の相続手続を承っています。
今までは、弊社にお越しいただいての打ち合わせでしたが、
初めてお宅に伺いビックリ。
プランターには美しい花が咲き、家の中にはコーギー犬が。
そのワンちゃんもきちんとしつけがなされており、
お行儀良く私を迎えてくれました。
決して今までのイメージが悪かったわけではありませんが、
奥様を亡くされ、子どももおらず、
時々体調を崩されていた様子を伺っていたので
男一人の生活って大変なんだろうな~と勝手な想像をしていたのでした。
ですが、室内はとてもきれいに掃除がなされており、
その趣味も女性好みのインテリアが保たれたまま。
二人で過ごしてきた軌跡がしみじみと感じ取られました。
玄関に入った時
「扉は開けておいてください」
と言っていたご主人。

その意味が、帰りに玄関ホールの照明器具を見てやっとわかりました。
なんと、鳥の巣があり雛がいるではありませんか。
室内の鳥の巣がある照明器具下のフロアーには新聞紙が敷かれ、
雛は大切に大切に守られていました。
ご主人の気遣いに涙が出そうになりました。
(Aqua)