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568.親子

2010年08月10日 20時09分20秒 | Weblog

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相続手続支援センターのAquaです。
台風が近づいている影響で、今日の松本は
楽しみにしているお盆休み。
今年は、仲良くしているお友達の住む東京に出かける予定でいるのですが。。。
お天気が心配です。

さて、昨日からの続きです。
「絆」
相続手続を承る中で、依頼を下さっている相続人様に
よくお伝えする事があります。

「今の世の中、ネットの浸透もあるのかもしれませんが、
みなさん本当によく、相続についてご存知です。
自身に法定相続分があり、法定相続分の権利を持っていることも
お分かりかと思います。
ですから、ご自身が全て相続して当然だというお気持ちは
できるだけ抑えて、お話をして下さい。」

今まで親の面倒を看てきたのは自分。
これからお墓を守っていくのは自分。
○○家の跡取りは自分
依頼に来られる相続人様は、その様な意識が強い傾向にあります。

でも、その意識を押し通しても通らない世の中になっていることも事実なのです。


戦後、家督相続制度がなくなり、均分相続の制度となりました。
ご存じのとおり、今の法定相続分。
子どもは皆平等に相続する権利を持っています。
その中で、親と子、兄弟姉妹の「絆」、
家族の「絆」がもっともっと強ければ、
お互いに譲り合えるのではないかと思うのです。
これから○○家を守る子ども=Aには、祭祀の承継をしていくためにも余分に財産を。
嫁に行って、または跡を取らずにいる兄弟姉妹=B、C・・・には、
「子ども」として受け取れるだけの財産を。
例えば、そんな話が、兄弟姉妹で出来ないのだろうか?
お互いがお互いにねぎらう関係になれないのだろうか?


親が健在で実際に当事者になったことのない私が、
物申すにはまだ早いのかもしれません。


でも、親と子の関係が密であって、兄弟姉妹の関係が密であれば、
それぞれが新たな家族を形成し、それぞれの家計があったとしても、
皆が、お互いを思いやることが出来るのに。。。

と思ってしまいます。
理想を追求しすぎなのでしょうか?





理想を押し付けてはなりません。
でも、親の生存が分からない。
子どもを遺棄してしまう。。。



それは・・・・



あってはならないと申し上げたい。




絶対にあってはなりません。

だって、親と子どもなんですから。