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相続手続支援センターのAqua
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私が担当する相続手続で最も厄介だと思う手続きは
なんと言っても
「金融機関」
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過去にも何回も書かせていただいているのですが、
毎回毎回、相続手続に金融機関手続の依頼が加わると、
ご依頼はもちろんありがたい反面、
「覚悟を決めよう!!」
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と身の引き締まる思いがします。
数年前は、金融機関手続は基本的にお受けしていませんでした。
というのも、金融機関手続を第三者が行うのって本当に大変。
普段窓口で、親や配偶者の口座からお金をおろすのだって大変ですよね。
それを「相続手続」で「相続人の代わりに」第三者がいくのですから
も~大変。
ということで、出来る限り相続人ご本人にお願いしていました。
でも近頃は、車のない相続人、ご高齢の相続人、お仕事をしている相続人等々
平日に金融機関に出向けない相続人が増えていることもあり、
業務の一つとして、ご依頼を承ることに致しました。
でも、金融機関手続きでは毎回壁に当たります。
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とある銀行のある支店のある行員さんにおたずねをしました。
もちろんすぐには返事はきません。
後日電話で・・・
「先生の作成された書面の有効無効を、私どもが判断することは致しかねまして・・・」
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そちらに判断いただくつもりなんて全くありません。
そちらにある口座の相続が出来るかどうかを聞いているんです」
と、も~怒り爆発です。
電話を横で聞いていたひまわり
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結局、話は平行線のまま。
私は、同じ銀行の他の支店にいる行員さん(Aさん)に同じ質問をし、
結果、快く受け付けてもらえることになりました。
その行員Aさんは、他の方の相続手続をしたときにお世話になったのですが、
本当に親切にしてくださって、
且つこちらの話に出来る限り協力しようという志を持ってくださいました。
駄目出しもありましたが、どうして駄目なのかという説明、
そしてどうしたらよいかの指示を明確に示してくれるので
「めんどくさいことを言うけれど、これで手続きができるなら協力しましょう」
という気持ちになりました。
今回、行員Aさんに
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と伝えると。
行員Aさんは
「大丈夫ですよ。いつでもいらしてくださいね
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と言ってくださいました。
金融機関手続は毎回風当たりがきついのですが、
こういう行員さんもいることが救いです。
手続がんばります。