新聞の紹介欄から、この本を借りてみた
タイトルのオレンジはアフリカ大陸を沈む大きな太陽
そして、主人公家族が永住を決めた国(オーストラリア)の夕陽
主人公はこの国に夫と共に暮らしている日本人(Sayuri)で、彼女が出会ったアフリカからの難民家族の母親(サリナ)
女性2人の物語がSayuriの口から語られていく
読んでいてサリナが主人公だとばかり思っていたら、どうやらそうではないらしい
Sayuri(作者?)が苦労しただろう他国に馴染むこと。
それをアフリカからの難民であるサリナが、言葉はもちろん全く見聞きもしたことのない場所に来て、苦労しながら溶け込んでいく様がとても興味深い
サリナの場合は母国語と英語の辞書が無い><;
女性はたくましい!!
久しぶりに読書の楽しみを味わった!
良い本です!!