鏡が虹色に輝いて、手を触れるとそのまま鏡の中を通って城に入る
主人公のこころは中学1年生
他の多くの小学校から入学してきたクラスメートたち
こころは思いがけなくクラスのリーダー格らしき女子に攻撃されてしまう
5月になって、とうとうこころは登校できなくなった
登校しないこころはかがみの中で、同じように不登校の中学生6人と交流する
この城にはそれぞれに部屋を与えられている
そして願いの鍵を見つけて願いの部屋を開けたら、一つだけ願いが叶う
かがみの中に入っていくという現象は通常ではありえない
パラレルワールドとか、20余年前のゲーム機で遊ぶ子がいたり、非現実の世界が広がる
不登校の子たちのそれぞれの辛い事情がどんなふうに解決?経過をたどるのか?と興味深くて550ページ以上ある長編を4~5日で読み終えた
この本が出始めたころに図書館にリクエストしたら4ケタの待ち人数だった
で、リクエストをキャンセルしていた本
作者の辻村 深月さんが、デザートの紹介でTVに出ていた
で、数年ぶりにリクエストして見たら、すぐに借りることができた^^;