2月に読んだ『ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー』の続編
コラムニストのみかこさん、ドキュメント賞、ノンフィクション部門の賞を受賞している
彼女の近辺で起こったことを事実そのままに書いてあって、説得力がある
中学生になった息子の目を通してその感想などが、とても興味深い
EU離脱の賛成派反対派などの社会の揺れ
息子が通っている元底辺中学校はあくまでも元であって、とても社会を反映した良い教育をしていると思う(LGBTQなど)
社会を反映とは、ワタシが思う所のここに書かれているイギリス社会だけど
移民の人たちの恵まれない生活
DVで1人で子供を育てる母親の姿
さまざまな人種の中で、それとなく差別がある
住宅事情
今の日本でも格差社会とか言われて、日本全体が中流意識をもって生活していた時代ではなくなった現状、などを思うと、作者の言う底辺の人たち・・・というのが何だか読んでて辛い><;
イギリスは昔、ゆりかごから墓場までといわれた福祉国家だった
今、近隣の図書館が閉鎖されて、そこをホームレスのシェルターにする計画
それに反対する周辺住民
で、その図書館は荒れたまま落書きだらけの壁をさらしている
今日は雨
これから日が短くなる