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ジャンルは推理小説に入るが、殺人事件などの推理小説ではない
日常に見聞きすることや出来事にちょっと疑問に思うことがヒントになって、推理し解決していく
前後の出来事と絡み合わせて考えると、実は深い意味合いや事実があったのだ
それが日常生活に潜んでいたと思うと怖い部分もあるが、ほのぼのとした人の思いやりが成したことと気付くと優しい気分になる
10余年前にこの種類の本をよく読んでいた
作家は、大崎 梢とか加納 朋子が好きで
このような推理小説を書きはじめた作家が、北村 薫
と、新聞に紹介されていた
『空飛ぶ馬』は北村薫のデビュー作品で、初版は1994年
28年ほど前に書かれた本なので、背景の社会生活の描写が懐かしい
5編の短編があって、『空飛ぶ馬』は5番目の短編
主人公の私は東京の大学の文学部に通う大学生で住んでいるのは首都圏
落語好きで、真打の春桜亭 円紫(しゅんおうてい えんし)の大ファン
ひょんなことから、受けている講義 近世文学概論の教授と出会い、その教え子である円紫師匠と出会うことになる
この円紫が推理をする役割^^
2編目からは、一字一句を意識して読むようにした
日常の細々したことが伏線になっているから^^;
久しぶりに上質で楽しい本に出会った@@
私と円紫の2人がシリーズになって、数冊出版されている
これから順番に読んで行こうと思う(^^♪
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