男子中学生の駅伝の本
中学生の駅伝は、1区が3kmで6人が襷をつなぐ6区全長18km
地方の小さな町の中学校陸上部
駅伝大会で13年間6位以内に入り、県大会に出場できている
陸上部の部長の桝井は3年生で、中学生としての駅伝が最後となる
その大事な新学期に陸上部顧問が移動(転勤)してしまい、美術部顧問だった上原先生が美術部の廃部にともなって陸上部顧問になった
彼女は陸上部に関してほぼ無知
桝井は少なからずショックだった
陸上部員の駅伝選手は3人しかおらず、1年生はまだ未熟
先ずは6人のチームを作るため、足の速い生徒を勧誘しなければならない
サックスを吹く渡部、問題児の大田、頼まれれば何でも引き受けてくれるジローが走ってくれることになった
そんな中、肝心の桝井の記録が伸びない
駅伝が6位入賞できずに終わってしまったら、この仲間たちとも解散になってしまう
アンカーの桝井、どうしても県大会に出れる6位で到着したい
あと少しで追い越せる
もう少し、この仲間たちと走りたい
瀬尾まいこワールドいっぱいの優しい本・・・内容は感動的なのだけれど少し甘いかな^^;臨場感が伝わってこなかった