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  ALBA所属 ひよっこナレーター の 上々↑↑ライフ

『 戦国時代展 A CENTURY OF DREAMS (前期)』

2016-12-09 09:25:35 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
最初に情報を目にしたのは夏、「大妖怪展」を観に行った際。江戸東京博物館
前売を前期・後期と2枚購入しておいた。

 『 戦国時代展 A CENTURY OF DREAMS 』

今回の展示は前期(~12/25)、西軍の将軍・大名。

歴史と現実を紐解くに大きな意味を持つ「書状」や「文書」「合戦図屏風」が満載!
展示物の中にはもちろん国宝や重文、県指定有形文化財も。
中でも「上杉家文書」のコーナーは圧巻。ちなみにこれすべて国宝。
現物は達筆すぎてよくわかりません、いやこれホントに。
展示上部に掲示されてる訳がありがたい事この上なしです。

刀の展示は、前期は三振り。

・重要文化財 刀 義元左文字 無銘

 宗三左文字、と言った方が馴染があるかも。別名「天下取りの刀」。
 華奢な刀ではないですよ、これ。


・重要文化財 大太刀 伝倫光作

 山形県上杉神社所蔵。ものすごい美麗な大太刀です。


・重要文化財 太刀 銘 一 黒漆太刀拵付

 刀身ほぼ中央部に傷。細身の鋭い印象。


他にも歴史に名を連ねたそうそうたる武将の肖像があったのですが、
その中のひとつ「浅井長政像」の前でグループでお見えのおばさまたちが「大河の時はもっとカッコよかったのに・・・」と呟いてたところに通りがかり、危うく吹き出すところでした。やめて(笑


出口を出た先にあったポスター(この撮影はそこにいた警備員さんに許可・確認済)。


後期は短刀 五虎退、および太刀 銘 安綱(号 鬼切)が登場します。行きますとも。


で、ですね。この展示なんですけど。
前期の刀剣展示は、「義元左文字」 → 「伝倫光作」 → 「一」だったんですけど。
最初の左文字で動かなくなる人が続出してまして、学芸員さんが「一歩ずつ進んで~」って注意してもお構いなし。
より近くで見たい人はアナウンスに従って二列で列形成をして待つのですが、このせいで全然進まない。
やっさだのラバストをバッグにつけた女の子とその彼氏?と思しき男性、あなた方が一番酷かった。
前は誰もいなくなって、後ろはどんどん列が伸びてってるのにお構いなし。また言われちゃうよ?「これだから刀剣女子は」って。
ゆっくり・じっくり見たいのはみんな同じ。その程度のことがなぜわからん。


ということなので、目玉になる展示は、その展示の最後の方にした方がいいんじゃないかと思った。
もしくはそれらを別のブースに分けるか。
そうすれば少なくとも昨日みたいなことは起こらないと思うから。

物販は五虎退がやや多めでした。


 館内の熊手はホラー並みにデカい・・・。


帰路。
駅に 両国 江戸NOREN という新しい施設ができてまして。

 



インフォメーションセンターの女性がお一人で大量の外国人観光客さんに対応されてて、本当に大変そうでした・・・。