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  野良ナレーター の 上々↑↑ライフ

『 「怖い絵」展 』

2017-11-17 07:38:10 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
現在上野界隈で催されている展覧会で、おそらく最も話題になっているのはこれじゃないかと。
入場待ちの行列に並ぶ年齢層は多岐に渡れど、やはり若い世代が目立ちます。

 『 「怖い絵」展 』

兵庫~東京の巡回展。上野の森美術館

昨日(11/16(木))昼下がり、入場待ち最後尾の数字は60分。
予想外にスムースに列は進み、美術館手前で「音声ガイドを借りる」 or 「借りない」で分岐。
「借りる」を選ぶと、そうでない人より +30分 かかります。
それでも殆どの人が「借りる」を選ぶのは、音声ガイドが吉田 羊さんということと、展示の内容ゆえかと。

会場内に鑑賞順序は設定されていません、が、とんでもない人の数です。
入ってすぐのところが驚くほどの大混雑になっている原因の一端は、間違いなくその「音声ガイド」です。
借りたとしても順に見ようと思わず、比較的空いている展示を見つけて移動しながらの鑑賞をお奨めします。
まともに1章 → 2章と順番に観るのがこんなに難しいのも珍しいです。

ちなみに展示は美術館2階からなのですが、入ってすぐのところにある作品リストを取り忘れないようご注意を。
展示にくっついている説明は殆どここに載ってます。

個人的には第4章・現実の「殺人(ポール・セザンヌ)」、「切り裂きジャックの寝室(ウォルター・リチャード・シッカート)」が興味深いです。
あと、やはり第6章・歴史の「レディ・ジェーン・グレイの処刑(ポール・ドラローシュ)」は圧巻。




これ、10/11に通りがかった際に撮ったものです。現在はここも人がいっぱいで、避けて撮るのが難しいです。

平日でこの状態だと土日祝はもっとエグい混雑っぷりになること必至だし、
とは言えどのタイミングなら空いているか、の予想さえ難しいです。
ゆっくりじっくり、の鑑賞は少々難易度高め。
会期終了に向けてどんどん混むかと思います。
閉館時間まで1時間切った状態でも、入場待ちが最低でも10分以上発生しているようです。




音声ガイドはナンバリングされている作品に関して音声が流れる、基本そういうものですよね。
「なんで全部の作品の説明がないのか」と係の人に詰め寄ってるオバサンがおりまして。
演出の関係で館内が薄暗くなっていて説明書きも読めない、おかしい、とのことですが。
・・・全部のガイドが流れていたら、多分音声ガイドの料金ってあんなモンじゃすまないと思うし
そもそも全部観るのに何時間かかることやらです。
しかも吉田 羊さんの音声ガイドだぞ!? そんなんギャラいくらになるのか想像もつきませぬ・・・(苦笑)。


あと、小さいキャリーカートを館内に持ち込んでるオバサン。
力いっぱい躓きました。めちゃくちゃ痛かったです。
館内暗くて黒のキャリーは全然見えず、もちろん予想もしてなかったので本気で驚きました。
しかも後ろ手に引っ張って歩く系。
あんなの持ち込んでる人、本気で初めて見ましたよ。
人が多すぎて見逃したんだと思いますが、入館時に注意してくださいよぉ係の方ーーー!!