残念ながら期間限定「国宝 三十帖冊子」(空海真筆)の展示には間に合わず。痛恨の極み。
でも行く。
『
特別展「仁和寺と御室派のみほとけ - 天平と真言密教の名宝 - 」 』
年が明けたら
東博でお寺参り、が定番になりつつありますなぁ。
制作年がはっきりしている日本最古の阿弥陀如来像、「国宝 阿弥陀如来坐像」が圧倒的。
展示によっては後姿まで見ることができますし、浮かび上がる影も美しいです。
こういう演出、大好きです。
そして古の方々はなぜあんなにも達筆なのかと。
八百万の神さま仏さまに祈り縋ることで得られる平和とは何か。
それはおそらく「心の安寧・平穏」だったんじゃないかなーなんて思ったり。
だってほら、人間だけが死を恐れる。命あるものの頭上に等しく降り注ぐそれを。
ゆっくりじっくり見るにはあまりにも年配の方が多すぎるのが難っちゃー難。
唯一写真撮影OKのコーナーがありまして、ですね。
一般には非公開となっている「仁和寺の観音堂」の再現です。
「フラッシュはお切りくださーい!」と係員の方が常に注意喚起し続けている中、それでも光るカメラ。
注意して見ていると、年配の、それも女性に多く見受けられました。
・・・これ、もしかしてフラッシュの切り方わかんないまま使ってるものと思われます。
場合によっては自分のカメラが光ってることにさえ気づいてないやも知れませぬ。
ご家族の方で「もしや!」とお心当たりのある方! 操作教えてあげてくださいーー!
明言しておきますね。私、これ後期も絶対行きます。観たいものが多すぎます。
後期(2/14~)には、本展示で一番観たいと思ってる「国宝 千手観音菩薩坐像」も出展となります。