インターネットミュージアムさんのプレゼント企画に応募したら当選しました。嬉しい! ありがとうございます!
『 狩野芳崖と四天王 』
鑑賞日:10/12(金)、時系列的にはこの前。
前日夜中に京都から戻り、荷解きと洗濯がせいぜいの状態だったので、事前に情報はチェックせず。
タイミングよく後期展示が始まったばかりで、全てを観ることができました。
中でも「重文・狩野芳崖 慈母観音」、「重文・狩野芳崖 不動明王」、「狩野芳崖 仁王捉鬼図」は嘆息モノ。
“近代日本画の父”狩野芳崖の4人の高弟、岡倉秋水・岡不崩・高屋肖哲・本多天城。
彼らは芳崖の晩年に師事し、芳崖の絶筆である『悲母観音』の制作を間近で目撃しています。
その後入学した東京美術学校では「芳崖四天王」と称され、一目置かれる存在だったのだそう。
その四天王が写した「慈母観音」も観ることができます。
これがそれぞれやはり見事なのだな。
日本画の、特に山水画が私は好きなのですが。
そこに西洋から入ってきた輸入画材の色が加わると、これがまたとんでもないインパクトで。
好むと好まざるとに関わらず脳に刺さるというか。
かつて北斎に西洋絵画が影響を受けたように。
フェルメールの青や若冲の蒼が人の心に訴えるように。
文化はふとしたきっかけや、特定の人物の意思等によって混ざり合い姿かたちを変えていくのだな、と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/40/46ce7f7ee83954128b1c8994d4fe19d1.jpg)
図録が売り切れてたのが残念だったな。うん。
『 狩野芳崖と四天王 』
鑑賞日:10/12(金)、時系列的にはこの前。
前日夜中に京都から戻り、荷解きと洗濯がせいぜいの状態だったので、事前に情報はチェックせず。
タイミングよく後期展示が始まったばかりで、全てを観ることができました。
中でも「重文・狩野芳崖 慈母観音」、「重文・狩野芳崖 不動明王」、「狩野芳崖 仁王捉鬼図」は嘆息モノ。
“近代日本画の父”狩野芳崖の4人の高弟、岡倉秋水・岡不崩・高屋肖哲・本多天城。
彼らは芳崖の晩年に師事し、芳崖の絶筆である『悲母観音』の制作を間近で目撃しています。
その後入学した東京美術学校では「芳崖四天王」と称され、一目置かれる存在だったのだそう。
その四天王が写した「慈母観音」も観ることができます。
これがそれぞれやはり見事なのだな。
日本画の、特に山水画が私は好きなのですが。
そこに西洋から入ってきた輸入画材の色が加わると、これがまたとんでもないインパクトで。
好むと好まざるとに関わらず脳に刺さるというか。
かつて北斎に西洋絵画が影響を受けたように。
フェルメールの青や若冲の蒼が人の心に訴えるように。
文化はふとしたきっかけや、特定の人物の意思等によって混ざり合い姿かたちを変えていくのだな、と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/a1/538cd63f246d0bcd54663716a8f5daf4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/40/46ce7f7ee83954128b1c8994d4fe19d1.jpg)
図録が売り切れてたのが残念だったな。うん。