シリーズ最新作にして最終。
第1作からずっと欠かさず観てきたので、最終となるとやはり感傷を禁じ得ない。
前作のラストがディストピア極まりない状態での幕切れだったので、これをどう繋ぐかが気になってた。
舞台の主軸を人間社会に移すと、やはりパニックもののテイストが強くなる。仕方のないこととは言え。
物語のメインが多元的に進み、最終的に一つにまとまるという流れは「王道」である。
だからこそ脚本と演出にものすごい比重がかかるのだけれども、そういう意味ではそこはちょっと甘いかも。
恐竜たちのディテールは、やはり見事。
しかしなー・・・研究が進んで「恐竜の子孫は鳥類」が主流になったとはいえ、あの大きさで羽毛ばっさばさなのが出てくると、
未だ「うーん」になるのは私個人の感覚の問題だろう。
順応し、理解し合い、共存する。
しかし、果たして人間は。人間にはそれは可能なのか。
若干含みを持たせたラストシーンは、やはり感動的でした。
ただ、ただね。
これ、ネタバレになるのでぼかしますけれども。
ある特定の生き物が死ぬほど苦手な人には、絶対にお勧めできません。残念ながら。
でもこれが何か調べると完全にネタバレになるので、ど、どーしよー・・・。
