肥大する自己評価

私はＬＩＮＥをやってないので、「だから～～じゃん！」なんて言う気は毛頭ありませんが。
ことさら強調される固有名詞に、やはりそれなりの問題点はあるのだろーな、程度で。
ま、使い方の問題だと思います。


ただ、一番思うのは。
自分に大切な人がいるのと同じように、他人にもそういう存在があるということ。
自分が傷ついたら痛いのと同じように、他人も痛いのだということ。

そこさえ押さえてれば、怒りや憎しみで我を忘れても、踏みとどまれる気がするのです。
つまりは想像力と思いやりの欠如。
自己価値への過大評価（低すぎてもアレなんですけどね、これって）。

私は総じて自己評価が低いので、ある意味「自分すげぇ」な人は羨ましくもありますが。


成長途中、形成途上の年齢の人間が「特別」なんて、私はちょっとおかしいと思う。
確かに人間は「唯一無二」であり、それぞれが「特別」なんですけどね。
でもこの「特別」が、オンリーワンじゃなくて【選ばれた存在】にまでなってるような気がしてなりません。
これ、ものすごく怖いです。
その根底に「他者への卑下」、その更に根底には「とてつもないコンプレックス」が透けて見えるから。

人間なんて「こうなりたい」と思うその場所まで、足掻いて足掻いて努力して。
それで辿りつければいい方で。

だから「人生は旅」なんだと思うし。

てか【選ばれた存在】だったらもっともっと学ぶことがあるだろうし。
人並み外れた、さらなる努力は必要だろうし。




さんざ書いてみましたが。
一言で表現すると、だ。


・・・何教えてんだ。周りの大人。