『東京国立博物館 総合文化展（2018.01.30 其の壱）』

東博に来たのなら、総合文化展（常設展）に行かないという選択肢はありません。
場合によってはこっちがメイン。
今回は観たいの多かった！

　　

国宝・太刀　古備前包平（名物　大包平）

第一印象は「でかい！」。勇壮 かつ 豪放。
今まで見た太刀の中でも最大級。身幅の広さも一般的な平安刀のイメージとはかけ離れています。
目釘穴の位置から考えると、もしかして元々はもっと大きく、もっと長く、もっと身幅の広い「大太刀」だった可能性も？

ちなみにこの大包平、三条宗近（三日月）と同様、観覧のガイドロープが張られています。
平日昼間鑑賞でも列形成されてましたから、土日祝はかなりの量になるかも。
場合によっては「１人１ショット」制限かかるかも知れませんので、念のため。

　
短刀　粟田口吉光（名物　岡山藤四郎）

　　重美・太刀　尻懸則長


　　
国宝・太刀　長船長光（号　大般若長光）

刃文のとてもきれいな刀。目釘穴の位置から大がかりな磨り上げを経ていないことがわかります。
作刀時（鎌倉時代）の状態を色濃く残している証拠でもあるかと。
長船派の刀らしく、とても優美です。


　重文・短刀　相州国光

　
刀　伝相州正宗（名物　籠手切正宗）

　刀　堀川国広

　　重文・短刀　相州国広

　月に桜花図鐔（銘　なつを（花押））

　桜花文鐔（無銘）


鐔の展示がちょっと新春っぽくて、ガラスケース前でによによしていたのは私です。
年パス買ったことだしね。これで躊躇なく通えるぜっ！　←