豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

地域工務店が下請け孫請けに…那須塩原市~東京都内

2015-07-02 19:19:16 | ファース本部
地域工務店を経営しながら日々の暮らしが平穏であることに何の不足があろうものか…
日々の暮らしが平穏のままでいつまでも続くことなどは在り得ません。
社会の潮流が変化して従前まで通じた技術では、しだいに陳腐化して行くものです。

恒久的に安定した工務店経営を行っている経営者は、常に葛藤しております。
この生存競争の厳しい戸建て住宅業界は、今まさに生き残り競争の真最中なのです。
空き家が数百万戸以上にも及び、ハウスメーカーの役割は終了しました。
彼は地域工務店が得意とするリフォーム事業に次々と参入してきます。

平々凡々としている間にお客様は、AmazonやYamada電器、ダスキンなどのネットワーク営業に心を奪われ、地域工務店がいつの間にか、下請け、孫請けになっています。
家余り状態から今後はリフォーム事業が主体となって行く現況にあるからです。

地域密着型工務店にも気概(ヤル気)がれば、地域型優位性を生かす経営方針があります。
あくまでも「ヤル気があれば」なのですが……
工務店経営には、2020年省エネ義務化や業態大変動への準備が不可欠です。
ハウスメーカーやスーパービルダーは着々とその対応策を打っています。

地域工務店経営者は、あの仕様書を見ただけで「自分では付いて行けない」と意気消沈している場合でありません。諦めた時点で今後の工務店経営は出来なくなります。
それは、営業だけの量産業者から、地域の方々の住まいの安心を提供する地域工務店経営の使命を放棄することなのです。

「このようにする」と「このようになります」と、地域工務店の経営者の方々に奮起を促しております。昨日今日は、栃木県の工務店様を訪問してきました。
彼らの話を聴くうちに、彼ら自身自分が気付いていない能力を発見できます。

何かが無ければ工務店経営などは続いていません。その彼ら自身の潜在力に気付いた時は、一気に覇気が蘇ります。フランチャイズ本部代表の醍醐味かも知れません。
写真は今回訪問出来ませんでしたが、ひたすら頑張っている宇都宮市のファース工務店、オースタムさんの鈴木社長、似顔絵うちわでした。オースタムさんは元請け一筋です。

さて、昨日今日と覚悟していた雨も大丈夫でした。明日は北斗市本社に帰社します。

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