豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

地域工務店は経営方針の大転換の時期に…枕崎市~鹿児島市~鹿児島空港

2015-07-25 19:43:09 | ファース本部
2020年の省エネ基準義務化を控え、地域工務店はその先行きに目星を付ける時期です。
戸建住宅だけで450万戸もの家余りとなっています。
ハウスメーカーのように家を量産する時代は完全に終了させければなりません。

家を売る時代から、家を再生させるリフォームと建替えを実践する時代となりました。
ユーザー様が住んだまま行うリフォーム工事では、地域工務店が信頼関係を構築する絶好の機会となります。
営業だけで下請け丸投げの大手企業とは、真心の込め方が違います。

また2020年から省エネ義務化は、単に断熱材を厚くするだけの処置なら、家が腐るなどの弊害を克服しなければなりません。元々、半端な高気密・高断熱住宅などは、湿度の高い温暖地に重ね重ねの対策が必要です。湿気対策や冷房対策を確立することが重要です。

逃げも隠れも出来ない宿命を背負った地域工務店経営者は、建主様が住んで満足する家づくりが必須になるのです。
家は、売ってはいけません。竣工してお引渡しを行ってからが、真の家づくりの始まりなのです。
少なくともそのような気概は、絶対要件のようです。

地域工務店の経営者は、「家を売らない」「建てて育てる」「リフォームを建替えの営業に」
などの方針に大改革が必要です。
昨日、今日と何社かの工務店経営者さんにお会いしました。その方向性は同じですがハウスメーカーの絶大な情報量、デザイン力、マンパワー、資金力とブランド力などでは完全に劣っています。

建築した建主様が施工工務店の営業マンに自らなって抱ける家づくりの実践です。
安全な構造、快適な温熱性能、健康で安心な居住空間、安価な光熱費が担保されることは、ハードが確立していること。
そこに経営者が率先して行うメンテナンスフォローで信頼関係が万全になり、建主様が営業マンに……

昨日は、鹿児島空港から枕崎市に向かうリムジンバスが、薩摩半島を横断して南さつま市の東シナ海側に出たため、好天なのに桜島が見えませんでした。
今日の特急バスは、枕崎から錦江湾沿いでの鹿児島でした。そのおかげでこんなに綺麗な桜島を見ることが。

この桜島(さくらじっま)とは、そてもお淑やかな名前ですが暴れ活火山でもあります。
地元の人々は、怖れと畏敬の念を相合わせ持ちながら、桜島を愛しています。
さて明日は羽田空港乗り換えで北斗市に帰還します。

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