豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

北海道の屋根を考える…函館市~北斗市

2015-07-21 21:06:40 | ファース本部
今日の北海道道央の内陸では、35℃近くまでも気温が上昇しましたが、このエリアでの真冬は氷点下20℃以下の日々が続くこともあります。
この道南は、30℃以上の真夏日が殆どなく、氷点下10℃以下になることも少なく、降雪も僅かな地域で気候的には過ごし易い地域なのでしょう。今夜も今は19℃です。

北海道の雪は上から降らずに下から舞い上がるとも言われます。
乾燥したサラサラ雪は、真っ直ぐ下に降ってくれません。
そのため北海道の家の屋根には、ルーフフラット式と言って、平屋根にして雪を自然の風で吹き飛ばす型式があります。

それでも降った雪が何処かに積もります。
その積もった雪を片す必要性は、雪が真っ直ぐ降ろうが下から舞い上がろうが変わりなく、
雪処理に関しては北陸などの豪雪地帯と変わらない悩みのひとつと言えそうです。
昨今は、除雪作業中での事故も多発しています。

北海道の冬は殆どが氷点下なので、本州の雪のように水を散水して溶かす訳に行きません。
屋根の降雪は、電気ヒーターで雪を溶かす装置やボイラーを焚いてお湯を沸かして循環させる方法などがあります。
いずれも相当な設置費と溶かすエネルギーが掛かります。

私達のファースの家は、寒冷地エアコン1台で40坪住宅すべて丸ごと煖房できる断熱技術を全国展開しております。
このエアコン1台法式で「雪の積もらない屋根」の研究開発を行っており、今日は共同研究者である株式会社栄住産業の宇都社長様にご来社戴きました。

従来のトタン屋根は、屋根材と屋根下地を緊結させる吊金具と継ぎ手のため表面に3センチくらいの線状突起が不可欠です。この「雪の積もらない屋根」は、線状突起がでるとそこに雪が絡み付くため対策が必要です。
そこでの登場が栄住産業さんなのです。

社長の宇都正行社長は、雨の漏らない屋根40年のキャリアを生かし、30年雨漏り保障のスカイプロムナードなどを開発販売し、屋上緑化なども全国各地に展開する会社様です。
私と写真の宇都社長とは同い年で、技術研究の開発コンビであり、九州と北海道の同期のオジサンコンビが新しい製品の開発を目論んでおります。夜も函館市内で楽しい同期会でした。

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