豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

発明と特許の違い…北斗市

2015-07-13 18:22:10 | ファース本部
発明は誰もが行うことができます。
不便さを解決するための工夫も発明と言うことになるのでしょう。
発明とは今まで無かったモノや仕組みを構築することです。

ある発明家は、万年筆のインク量が一定にペン先に行き届くようにと、鶏の水呑み容器にヒントを得て「インク一定量瓶」を発明して、実用新案を出願してからその万年筆を大きな文房具屋さんに提案したら、何と30万円で権利を買ってくれました。

自信を得た彼は、電圧調整で電灯の明るさを調節するロータリースイッチを開発し、色々な電灯メーカーに現物や図面を持参して売り込みに回りました。
営業に奔走して特許出願の時期が遅れて、この少しの期間で一般の方々に発明内容が知れ渡り、この時点で「公知の事実」となり特許出願が出来なくなります。

このロータリースイッチは、ある電気メーカーのヒット商品になり、心より悔やむのでした。
彼は、発明からお金を産ませるには、特許や実用新案が先であることを痛感します。
発明は誰でも出来るのですが、金儲けは誰にでも出来ることではないようです。

今日は、学校評議員を務める隣の上磯中学校の全校生徒対象に「発明は貴方も出来る」と言うテーマで講話をしてきました。
今月末に希望者だけに「発明教室」を開催しますが、そのプレゼンテーションです。
生徒達には、発明とか特許などとは無縁の世界と思っていたことでしょう。
学校の勉強の成績や体育の出来不出来に関係なく発明は出来るのです。

新しい自分の可能性を見つけ出せる動機付けになれればと思います。
さて、雨の予報が外れて蒸し暑い一日もそろそろ終業時間となりました。
明日は青森県弘前市の放送局に出掛けてきます。写真は会社北側の現在の光景です。

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